しん&れいです。
きょうはバスツアーで尾瀬へ行ってきました。二人とも初めてです。
少し前までは雨模様だったのですが、さすがに晴れ男、晴れ女の我々。しっかり快晴となりました。
集合場所は、新宿西口の工学院大学前。
今回はマイクロバスでの移動となります。このサイズのバスならば、マイカー規制されているエリアにそのまま入ることができます。新宿から尾瀬まで、新幹線で行くほうが時間が速いのですが、乗り換える必要がなかったり、トレッキング中に不要な手荷物をバスに置きっぱなしにできたりというメリットがありました。
途中、高速道路で事故渋滞などもありましたが、午前11時に鳩待峠に到着しました。快晴です。さすがです。
午後3時10分がここでの集合時間ということになりましたが、尾瀬ケ原までの往復に約2時間かかるので、尾瀬ケ原にいられる時間は(食事も含め)2時間ほどしかないことになります。
靴の裏をかるく消毒?して、山に入ります。
鳩待峠の標高は1591メートル。尾瀬ケ原のスタート地点の山ノ鼻は1400メートルですので、最初は山道を降りていきます。石の階段が続きますので、雨が降った後はすべりそうです。なお、復路は急勾配の山道を登っていくことになります。
木道のわきでちらほら見つけたのが、キスミレ。尾瀬では、オオバキスミレの変異種であるミヤマキスミレがあるようです。
山ノ鼻につきました。コースタイムは1時間ですが、50分で到着しました。
ここでお弁当を食べて……という方が多いのですが、我々はとりあえず尾瀬ケ原の行けるところまで行くつもりです。
ここから尾瀬ケ原へ。木道のスタートです。逆方向に行くと、植物研究見本園があります。
だだっぴろい尾瀬ケ原に出ました。振り返ると、雪が残った至仏山が。
木道を歩き始めてすぐ、ミズバショウの群落があります。黄色いリュウキンカもちらほら見られました。花はほかに、
タテヤマリンドウが、ちらほら。あとは、白い穂になる前のワタスゲも。
尾瀬ケ原の花を撮ろうとすると、木道の上からは距離があるし、通りがかる人は多いしで、なかなか大変ですね……(写真はかなりトリミングしました)。
数日前の大雨で水嵩が増したのか、ミズバショウが水中花のようになっていました。これはこれできれいです。
牛首の手前にベンチがありましたので、お弁当を食べることにしました。これが尾瀬旅行でうわさの「まいたけ弁当」か……。
開けると、マイタケがびっしり。鶏肉もなにげに入っていましたが。風が強いとゴミが飛ばされそうになりますので、ここで何か食べるときは気をつけましょう。
どうもこのベンチがあるあたりは、「逆さ燧」で有名な場所だったようです。風が弱まると、水面のさざ波が小さくなり、逆になった燧ケ岳が映りました。
さて、残念ながら、ぼちぼち戻らないといけない時間です。今来た木道を、再び進みます。
同じように帰る人たちでしょうか。木道はなんども渋滞しました。
それでも思ったより早く山ノ鼻に戻ってこれましたので、ちょっとだけ植物研究見本園に。
タイミングがよかったのか、こちらのほうが尾瀬ケ原よりも人が少なく、ゆっくりミズバショウの観察ができました。
こちらでも「逆さ至仏」(?)の写真が撮れました。
さて、鳩待峠に向けて歩き始めます。
6月ですが、まだまだ途中に雪が残っています。2車線の木道が雪に埋まり、1車線になっているところもありました。
道すがら、よく見かけたエンレイソウ。三枚の葉が特徴的です。
行きはよいよい、帰りは……の上り坂がやってきました。なかなかの急勾配ですので、ここでも渋滞が発生。なかなか前の人を抜きにくいので、時間に余裕を持ったほうがよさそうです。
とはいえ、コースタイム70分のところ、行きと同じ50分で到着しました。はあはあはあ……。
ちょっとだけ早めに着いたので、有名だという花豆ソフトを……と思ったのですが、すごい行列ができており、集合時間に間に合わなさそうで断念。
帰り途中に立ち寄った老神温泉の湯元華亭で、かき氷とアイスをいただきました。こちらで1時間ほど休憩し、東京へ戻りました。
めちゃめちゃおなかがすいていたので、帰り着いてから近くのジョナサンでがっつり晩ごはん。
明日に筋肉痛になっていないかな……。
というわけで、初めての尾瀬旅行でした。とてもきれいでしたので、次回はもう少し現地で時間を取って、尾瀬ケ原をゆっくり歩きたいですね。