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しんとれいのワインな日々

健康に気をつけつつ、飲んだくれてます

「水曜どうでしょう」を見てクエンカに行きたい人へ…スペイン・ポルトガル旅行(4日目)

旅は4日目、きょうはヤマ場を迎えます。

午前中はまずマヨール広場へ。我々は昨日も来たところですが、まだ時間が早いだけに観光客も少ないです。近くの通りを散策してみると、

2階からのぞく人が…。

こちらは古いアーケードの市場だそうで。まだ開店前なのが残念。

門をくぐりぬけると…、

マヨール広場に入ります。中央にあるのは、フェリペ3世の騎馬像です。

プエルタ・デル・ソルという道が四方に広がる広場を抜けて、国立ソフィア王妃芸術センターに向かいます。

ここにはピカソの「ゲルニカ」があるところ。巨大な絵というだけでなく、モノクロで描かれた惨劇の様子に圧倒されました。
残念ながら、写真はNGです。


次はマドリードなら定番のプラド美術館へ。


ベラスケスの「ラス・メニーナス(女官たち)」やエル・グレコの「羊飼いたちの礼拝」、ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」などが有名ですね。ここも内部の写真はNGでした。


ツアーの人たちはここからギフトショップへ行くところでしたが、我々はクエンカに向かうために離団します。その前に腹ごなししておかねば。なにがあるかわかりませんからね。アトーチャ駅前のカフェで、パエリア&ビール&ワイン。

それにしても、どこで食べても食事がおいしいですねぇ。旅行者にはうれしい国です。

とっても暑い時期なので、パラソルからミスト(霧)が出るところがあちこちにあります。冷たい風を浴びるたびに生き返ります。


さて、これからクエンカに向かいます。「水曜どうでしょう」でも出てきた町ですが、AVEを使った行き方も含めて、ちょっと細かく書き込んでいこうと思います。これからクエンカに旅行される方の参考になればと思います(チケットの買い方については、前日の回もご参照ください)。


目の前にアトーチャ駅がありますが、AVEが発着するのはアトーチャ・レンフェ駅なので、一駅ですが地下鉄で移動しました。キップを買うのが第一の難関でしたが、第二の壁は、AVEがどこから出発するかです。日本と違い、どこのプラットホームの何番線から出るかは、直前にならないとわからないのです。

とりあえず、レンフェ駅でエスカレーターを上がった2階にあるAVEの手荷物検査場(改札口のまえで検査を受けないといけません)に行ってみます。ここに電光掲示板があるのですが…、


我々が乗るALACANT行きのAVEのところには、「PLANTA BAJA」と出ていました。あっと思いました。どうやら旅行前に見ていたブログによると、メーンの改札口とは別のところがあるらしいのです。
トラップを仕掛けてきたな、スペインめ。でも、その手は知っているのだよ。でも、場所がわからん…。
手荷物検査場の駅員さんにチケットを見せると、エスカレーターで下に降りろと言っているようです。とりあえず行ってみると、天井に「PLANTA BAJA」の表示がありました。

よかったぁ、これでクエンカまで行けそうだ。

手荷物検査場を抜けたのですが、そこには広い待合室があり、コーヒーショップやちょっとしたお店があります。

列車が何番線から出るかは、待合室のあちこちにあるテレビ画面に表示されますが、我々の乗る列車はまだ出ていません。表示が出てきたのは、15分ほど前でした。

直前にならないとわからないもんなんですかね。日本と違うもんだなぁ。

出発の時間が近づいてきても、指定の改札口にだれもいないと、プラットホームまでは行けません。駅員さんにチケットを見せて、ようやくホームに入ります。


天井や足下には号車番号は書いていないので、何号車がどこにあるかわかりづらい…。でも、とりあえずは無事にクエンカ行きのAVE(正確にはALVIAですが)に乗ることができました。ここからは1時間ほどの旅です。



クエンカの駅に到着しました。正確には「CUENCA FERNANDO ZOBEL」駅です。AVE専用の駅で、普通列車の駅はまた別のところにあります。旧駅ではまた駅名が違います。



駅は、真新しいけども、閑散としていました。そんなに頻繁には列車が止まらないんでしょうね。レンタカーの事務所は閉まっていて、どうみても開く気配ないし。

外に出てもこんな殺風景…。遥か遠くに街並みが見えますが、あそこまで歩いていくのは、この暑さのなかでは自殺行為ですね。
街の中心部まで行くバスがあるはずですが、乗り場がわかりません。れいがインフォメーションセンターで(英語で)聞き込んだところ、15分ほど後の45分発だというので、のんびり待つことにしました。相手はスペイン語で返したそうですが、なんとか気持ちは通じました。必要なのは気合いです。数台あったタクシーはどこかに行ってしまったけど、いざとなったら呼んでもらえそうです。
そうこうしていると、バスが来てくれました。

スペイン人って、あんがい時間を守ってくれるもんだなぁと思ったのもつかの間、なんと定刻?前の44分に出発。やはり油断ならぬな、スペイン。
バスはひとり1.1ユーロで市街地のバス駅に到着しました。新駅とのあいだを行き来するのが12番線です。

この建物が目印です。というか、きっとここで降ろされますが。
宙吊りの家に行くには、ここから1番線のバスに乗り換えます。12番のバスを下りたバス停で、そのまま待てばいいようです。

バス停には、路線ごとのバスの停留所が書いてありました。基本的には同じルートを行ったり来たりするようですね。我々は終点の「B・DEL CASTILLO」まで行くつもりです。


バスは10分も待たずに来てくれました。ひとり0.7ユーロです。城塞のような街のなかの狭い道を、バスはどんどん上っていき、15分ほどで終点に着いてしまいました。ここからはクエンカの街がどーんと一望できました。

添乗員の伊藤さんが書いてくれた街の地図を見つつ、写真を撮りながら坂道を降りていきます。この街に行かれる人は、特に夏場ならば、一度上まで行ってから降りてくるほうが得策です。



伊藤さんからは、穴場の絶景ポイントも教えてもらいました。

メーンのマヨール広場から門を抜けてすぐ、右に入る路地を進みますと…、


丘の下にある街と谷が広がる景色を見ることができました。


さて、クエンカのメーンである宙吊りの家。ちょっとわかりにくいのですが、広場からパラドールを目指して下りていくと、谷にかかる橋が見えてきます。

この道は狭いのですが車道です。宙吊りの家の裏が駐車場になっていて、そこを目指して下から車が上がってくるので要注意です。この道まで来れば、あとはぐっと振り返ると、


どーんと宙吊りの家です。宙吊りといっても、実際にはそうなっているわけではありません。当たり前ですが。でも、ベランダに出る勇気はないなぁ。中は博物館のようになっているようですが、我々は入りませんでした。

それにしても、この橋がちょっと怖いです。ただ、橋の上からの眺め
はすばらしいですね。

風が強くて、帽子を飛ばされそうになりました。ご注意ください。


谷の向こうのパラドールまで行ってみました。山の上でバスを下りてから、およそ1時間でここまで来れました。思ったよりも簡単に回れてしまいますね。


このパラドールは、「水曜どうでしょう」のヨーロッパ完全制覇の旅の完結編で、どうでしょう班が宿泊したところです。我々は泊まることはできませんが、バーでビールとワインを頼んで一休みしました。飲み物を頼むと、おつまみもセットで付いてきます。振り返ると、ここで食べたピンチョスが最初で最後でした。



帰りは、マヨール広場の教会の前からバスに乗り、バス駅でさらに乗り継いでクエンカの新駅まで。

予定通りのAVEに乗り…、

アトーチャ・レンフェ駅まで無事に帰ってきました。なにもかもが順調に行きました。スペイン語もろくにしゃべれないのに、本当に行けるかドキドキでしたが、なんとかなりました。いぇーい。


とはいっても、どっぷり疲れ果てた2人。晩ごはんは、ホテルまで戻って近くのバールでカンタンに済ませようと思っていたのですが、実は最寄り駅(Alvardo)がある大通りは、一見にぎやかそうに見えて、実は思いのほかよさそうなバールがありませんでした。
バールを求めてしばらくうろうろしていたのですが、細い路地に入ると、ちょっと柄が悪そうなところばかり。最終的にはホテルの目の前にあったバールかなと思っていたのですが、ホテルの近くにあったこぎれいなレストランに入ってみました。


ちゃんとしたテーブルセッティングがしてあったのと、お客さんがぜんぜんいなかったので一瞬たじろいでしまいましたが、オイリーなものに飽きつつあった我々にはいいお店でした。



私がパスタを、

れいがタコを焼いたものを頼み、久しぶりにタパス以外のものを、デザートつきで食べました。スペイン語のメニューが読めずに困っていたら英語のものを出してくれたりと、サービスのいいお店でした。グラン・アトランタに宿泊される方はぜひどうぞ。


というわけで、今回の旅行で一番長い一日(のはず)が終わりました。おつかれさまでした! でも、旅はまだ続くのです。