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しんとれいのワインな日々

健康に気をつけつつ、飲んだくれてます

メルトダウンする生態系…

しんです。


大阪に来てから、いろいろ本を読む時間ができました。仙台にいるときは、やはり震災がらみの本ばかりでした。こちらでは仕事内容が変わったこともあり、また、仕事で電車移動する時間が増えたこともあって、仕事がらみやエンタメ系の本を乱読するようになりました。
というわけで、先日読了した本がこちら。備忘録として挙げておきます。


捕食者なき世界 (文春文庫)

捕食者なき世界 (文春文庫)

「捕食者なき世界」という生態学の本ですが、ノンフィクションというか、なんだかSFみたいな本ですね。人為的に頂点捕食者(ライオンとかオオカミのような大型肉食動物だけでなく、ラッコやヒトデのようなものも含め)がいなくなったことで食物連鎖の関係が変化し、生態系が溶解していく様が描かれています。
アメリカではシカの食害が増えたために、イエローストーン国立公園でオオカミが再導入されたのは有名な話ですね。日本でもシカが増えていて問題になっています。尾瀬や日光あたりに大陸からオオカミを持ってきて放そうというグループもいますが、日本でオオカミが絶滅してからシカが急増するまではタイムラグがあるので、オオカミの導入がどれぐらい効果的かなもう少し考えないといけないかなと思っています(なにか合理的な説明がすでにあるのかもしれませんが)。


それにしても数年前にハードカバーで出ていて、買おうと思っていたまま忘れていた本でした。最近になって文庫本が出ていたのに気づいたのですが、もと生態屋としては不覚でした。もっと早く読んでおくべきでした。
続編(?)も出ているので、そちらは早く読もうと思っています。