しんとれいのワインな日々

健康に気をつけつつ、飲んだくれてます

念願の東京マラソンは、コロナ下で異例尽くしの大会に

しんです。

 

ようやくやってきました、東京マラソン当日!ついに開催です!!

ラソンを始めてから何度も応募し、ことごとく抽選をはずしてきた東京マラソン。コロナという特殊な状況下で、初めて参加することになりました。

朝起きると、PCR検査で「陰性」だったとの連絡メールが来ていました。スタートまではマスク着用も求められますし、異例づくし、初めてづくしの大会がいよいよ始まります。

 

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自宅から15分ほどで最寄りの新宿駅に到着。すでにランナーがたくさんいました。福岡マラソンのように、ほぼ走る格好で自宅を出られるのは助かります。

でも、やはり朝は冷え込みます。最初は上着を着てスタートし、新宿の東口あたりでれいに上着を預ける作戦です。

 

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スマホを見せてランナーのみの制限エリアに入り、さらに今朝方に届いたばかりのPCR検査の結果、手荷物チェックを受けて、ようやくスタートブロックにたどり着けました。

 

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スタートブロックは都庁と新宿中央公園のあいだの道路上。目の前はハイアットリージェンシー、後ろはパークハイアット。このあたりは先日、来たばかりですな……。

 

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コロナ対策の一環で、スタート時間はブロックによって少し違います。私がいるブロックは、9時35分にスタートしました。

 

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スターターは小池知事。向かい側には、マーティ・フリードマンがギターを弾いていました。

新宿の伊勢丹の近くで無事にれいと合流、上着を渡すこともできました。がんばって行ってきま~す!

 

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スタートのときは肌寒かったですが、日が昇り、ひなたに入るとてきめんに暑くなってきました。今回はとにかく30キロあたりまで、あわてず、飛ばさず、キロ7分ぐらいを維持する作戦。新宿からは下りが続いてペースが上がりそうになりますが、ぐっと我慢。そうこうしているうちに、防衛省や東京ドームを過ぎ、日本橋までやってきました。

さらに神保町、秋葉原を抜けて……、

 

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浅草の雷門までやってきました。東京マラソンのイメージのひとつですね~。

 

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スカイツリーもそのひとつ。立ち止まって写真を撮っているランナーがたくさんいました。

 

さて、そのあとは蔵前橋の少し先で21キロの中間地点。これから門前仲町富岡八幡宮まで行って折り返すことになります。

個人的にはあまり知っている目印もなく、ひたすらまっすぐな道を進むのみ。今となっては、折り返しのあたりで写真の1枚でも撮っておけばよかったですが、給食もほぼなく(本当に17キロでようかん、27キロでブドウ糖しかなかった……)、「忍」のひと文字でがまんの区間です。しかし、暑かったり、ビル風が強かったりして、心身がじわじわと削られていく……。

そして、蔵前橋まで戻り、30キロあたりまで来たときに右足のふくらはぎにビキッと違和感が。今朝、起きたときにつったところでした……!

定期的にストレッチを入れ、塩サプリも飲みながら来たのですが、このままのペースではとてもゴールまで走りきれない、その前に本格的につってしまうだろうと判断。記録よりも「完走」が優先ですので、残り10キロは歩きを入れて、休み休み行くことにしました。

それにしても無念じゃあ……。

 

30キロ地点を過ぎ、立ち止まって道路脇でストレッチをしていると、沿道にいた男性が足にスプレーをかけてくださいました。東京マラソンに出たことがあり、「あと10キロと言いたいところですが、ここからもハードですから……」とのこと。

これから平坦なコースが続くはずですが、その「ハード」な理由は、実際に行ってみてわかるのでした……。

 

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日本橋までやってきました。沿道にはギャラリーが少なく、独り占めできた感じで気持ちよく走って(歩いて)いましたが……、

 

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銀座まで来ると、歩道にはたくさんの人(応援や見物というよりも買い物客と見られる)がいました。そのど真ん中がコースであり、道路を横断するためにランナーが通過するのを待っているわけです。そんな視線を受けながら、ちんたら歩くわけにも行きません。

つりかけた足をだましだまし、ゆっくりとしたペースでも走ることになりました。今の私にとって、確かにこれはハードだ……。

 

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和光の前を通過。ギャラリーに見守られながら、さらに数寄屋橋、日比谷を抜けていきます。

 

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増上寺の前を通ります。今までに何度も走っている、なじみのあるコースになってきました。

 

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東京タワーも見えてきました!田町まで行って折り返すと38キロ。もう関門に引っかかる心配はありません。もうタイムを気にする状況でもないので、足がつらない程度に時々は走りつつ、ゴールをめざします。

でも、午前中は晴れていた空が、気がつくとどんよりとしていて、雨が降ってきてもおかしくない雲行き。これは早くゴールしないと、れいがヤバいことになってしまう……。

 

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日比谷まで戻ってきました。あと1キロだ……!とにかく立ち止まらずに行くしかない!

 

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丸の内の最後の直線。強いビル風が吹いて寒いなか、待ってくれていたれいとも無事に再会できました!

 

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ここを曲がれば、行幸通り。ゆっくりでも、もう立ち止まりません!

 

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そして、ついにゴールしました!!
タイムは、5時間49分57秒。もともと東京観光の目的で記録をめざしていなかったとはいえ、菜の花マラソンに次ぐぐらいの遅いタイム……。

でも、この特殊な状況下で無事にスタートでき、ゴールできたのだから、よしとしたいと思います!

 

ゴールした後は、さすがにフードコートのような場所はなく、ポカリやみかん、メダルを受け取って終了。あっさりとしたフィナーレでしたが、このコロナの状況下ですからね。大会を運営してくれた方、エールを送ってくれたボランティアの方には感謝しかありません。

(それにしてもゴールエリアからJR有楽町方向に抜けようとしたとき、地下道に誘導されたのですが、フルマラソン走った後に階段を降りていくのはつらいです……)

 

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そして、もらったのはバスタオルではなく、ポンチョ。これを着たまま電車に乗るのは恥ずかしいかも……。そして、大会が終わったら何に使えばいいの?

 

というわけで、今回もれいからは大会前からたくさんのサポートをもらい、おかげさまで無事に生還できました。

ありがとね!!