しん&れいです。
ベトナム・ホーチミン旅行は2日目。きょうはちょっと遠出して、ベトナム戦争の古戦場、クチまで行ってきます。
ホテルの朝食は、バリエーションも豊かだし、なかなかおいしい。
当然フォーもあります。注文にまごまごしていると、がっつり香草が投入されました。パクチーは苦手なんだけど……と思っていましたが、案外いけますな。
きょうの観光は、ベルトラにお願いした下記のこのツアー。
「クチトンネル見学ツアー ホーチミン市内観光+水上人形劇観賞がついた1日満喫プランあり!<ホテル往復送迎付/現地ガイド(日本語可)/昼食&夕食付>」(https://www.veltra.com/jp/asia/vietnam/ho_chi_minh/a/108150)
なんと今回の参加者は我々2人だけ。専属のガイドさんと運転手さんつきのツアーとなりました。
ホーチミンは、どうでしょう風にいうと、カブ天国。ものすごい数のバイクが走っています。
原付きバイクに2人乗り、3人乗りは当たり前。今回見かけた最高は5人乗りでした。
道すがら、たくさんの花が売られていました。春節の飾りだそうです。
こちらは年配者に贈る縁起物。お菓子などの詰め合わせのようです。
それにしても、かなりの渋滞が続いています。どうやら春節で田舎に帰る人たちの車で混雑しているとのこと。1時間半で着くはずがいつまでものろのろ運転で、さすがに途中でトイレに寄ってもらいました。一般のベトナム人の家のトイレを経験できました(笑)。
ようやくクチに着いたのは11時半。いつもなら1時間半で着くところ、3時間半ほどかかったことになります。
日程的に時間がなかったのですが、やはりここは事前に少しでも勉強しておきたいところ。解説ビデオは見ておきました。ベトナム戦争のとき、ベトコンの兵士たちが地下トンネルをはりめぐらせて、アメリカ軍と戦ったところです。クチの人たちはこのトンネルのなかで生活していたのです。
人だかりができていました。みんなが地面を見ていると……、
実はここからベトコンが登場!
身長180センチのしんは、とても入れる場所じゃない……。
ベトコンにやられたアメリカ軍の戦車も残っています。
落ちたら串刺しになるさまざまなタイプの落とし穴やトラップが展示されています。
我々もこれからトンネルに入ってみます。
入り口はまだ広そうですが……、
中はなかなか狭い。これでも観光用に広げたそうです。ずっとこんなところで生活するのは……。
外に出ると、キャッサバが試食できました。名前は聞いたことがあるけど、食べるのは初めて。やはりイモの味がして、けっこうおいしいですね。
というわけで、ふたたびホーチミンに向かって走ります。おなかがすいていますが、ホーチミンでお昼ごはんにするようです。いつになるのだろう……。
そしてホーチミンに戻ってランチ。まさかのフォー24でしたが、なんと昨日行ったお店でした。2日連続でフォー24とは…。おいしいからいいですけど。お食事代はツアー料金に含まれていますが、飲み物代は別になります(我々は19000ドンのジュースにしました)。
市内観光の手始めは、聖母マリア教会。
隣に中央郵便局があります。
なかは実際に郵便局として使われてますが、お土産物も売っています。
続いては統一会堂。南ベトナム政府の大統領府だった建物。ここに北ベトナムの戦車が入ってきた1975年、ベトナム戦争が終結しました。
執務室から大統領のプライベートルーム、そして地下の戦略室と、けっこう盛りだくさんです。
続いては戦争証跡博物館へ。
米軍がまいた枯れ葉剤による被害など、なかなか重たい写真が展示されていますが、戦争の実相を伝えるところです。我々が生まれたころは、まだベトナム戦争の真っ最中。「怖い」「見たくない」でスルーしていい場所ではないと思います。
やはり午前中の渋滞で日程が押していて、ベンタイン市場で20分しか取れない状況だったので、いったんホテルに帰って小一時間ほど休むことにしました。
昨日買ってきていたビールで一服。沁みる……。
水上人形劇場にやってきました。
開場まですこし時間があったので、周りでやっていた春節のマーケットをぶらぶら。
なかは思ったほど広くはありません。外の祭りで流している音楽の重低音が響く……。
けっこう近い座席で見ることができました。何を言っているのか全然わかりませんが、なんとなく話はわかります。民族音楽も楽しい。
水のなかで人形を操っているのですが、どういう風にやっているのか……。
人形だし、鳥なんですが、情緒たっぷりな演技に生唾。そしてこの後の思わぬ展開に、観客からは笑いが……。
どんどん人形が出てきます。水中でぶつからないように操っているんでしょうね。
見事なフォーメーションダンス。
最後はなかなか激しい展開が!
最後に登場したみなさん。え、これだけの人数でやってたの?
イタい芸能を見せられるのではないかと思ってる方もいらっしゃると思いますが、これは一度見ておいて損はないと思います。きっと想像以上に楽しめます。
さて、続いてはディナークルーズ。ドンコイ通りがイルミネーションできれいです。
昨日は見られなかったマジェスティック・サイゴンの全景。きれいです。
2階は大音量でカラオケ大会をやっていましたが、我々は比較的静かな3階へ。
お食事は、春巻きや鍋などなど。鍋の食べ方がよくわからなかったので、隣の中国人グループのテーブルをちら見しながら、真ん中のスープに具材を投入していただきました。事前に見た口コミでは「あんまり……」な感じでしたが、ツアーの食事としてはまずまずだったと思います。
デザートのココナッツゼリーだけは、味がまったくしませんでしたが。
なお、飲み物は別料金で、ビールは「333」が38000ドンでした。
1時間ほどのサイゴン川クルーズでしたが、夜景もとてもきれいでした。
おなかは一杯になりましたが、もうちょっと飲みたかったので、レタントンにあったクラフトビールのお店へ。たまたま通りがかって、看板を見つけた「MANZO」というお店です。
れいもすっかりビール党になってくれて、うれしいです♪
さらに近くのコンビニでアイスを買ってホテルへ。
朝から長い一日でした。明日、帰るのが名残惜しいです……。