しんです。
今日は今年最初のマラソン「いぶすき菜の花マラソン」です。
アップダウンがあってハードなコースだけども、私設エイドがかなり充実している大会と聞いています。練習時間が少なかったので、自己ベストを狙うのは難しいですが、とりあえず楽しんで走りたいと思います。
ただいま午前5時半、鹿児島中央駅から指宿へ向かうランナーがちらほら。
前の電車が行った後をねらってホームに降りていきました。しばらくして入ってきた電車がガラガラで、早めに並んだこともあって座ることができました。その後、乗客はどんどん増えてきて、車内はぎっちりすし詰め状態。指宿までは2時間かかりますので、座れるか座れないかは体力温存のためには重要かと思います。
外は雨が降っています。はやくやんでくれないかな…。
午前7時20分、指宿駅に到着しました。ホームからはみ出さんばかりのランナーです。
スタート&ゴール会場までいくバスは、行列ができていました。バスはどんどん来たので、それほど待った感じはしませんでした。連れだってタクシーに乗っていく人も多かったですね。
スタート会場につくと、体育館のなかは着替えているランナーでいっぱい。外は雨が降っているので、みなさんが屋内で待機しているせいもあるでしょう。
サンシティホールのほうが空いていましたが、ここは土の地面。ベンチもいっぱいでしたが、なんとか場所を見つけて着替えました。小さくていいので、敷物を持ってきたらいいかもしれませんね。
なかなか雨がやんでくれません。
マラソン人生で初カッパか…と思っていたら、雲間から青い空が…。
天佑というべきでしょうね。カッパを片付けて、スタートラインに並びます。
かなりの数のランナーが集まっています。ゴールタイムごとに並ばない、と聞いていましたが、確かにごっちゃの「無法地帯」になっている感じです。
午前9時にスタート。行ってきまーす。
それにしてもかなり混雑していて、ペースを上げられません。5キロまでのペースは8分前後。まぁ、のんびり行くつもりではありますが…。
指宿の街のなかを過ぎて、だんだん山間の道に入ってきます。池田湖に向かって、だらだら上り坂が続きます。
10キロを過ぎて、池田湖が見えてきました。
池田湖畔では、菜の花が満開でした。大勢のランナーが立ち止まって写真を撮っていました。残念ながら開聞岳は曇って見えませんでしたが、それでもいい景色ですね!
池田湖近くにあると聞いていた味噌汁ブースにも人がたくさん。そういえば豚汁が10キロぐらいにあると聞いていたけど、終わってしまったのか、見当たらなかったですね。
雲に隠れていた開聞岳が、だんだん見えてきました。
あったかいのが体にしみる…。
焼き鳥を出しているブースには、ランナーがたくさん並んでいました。あまりの多さにあきらめて先へ進みます。
それにしても、最初のだらだら坂が響いたのか、なかなか力が入りません。
スタートのときは小雨、その後は日差しが出てきて暑くなってきました。 温度調整が難しくて、じわじわダメージが来ている気がします。
ハーフまではなんとかがんばりましたが、24キロを過ぎたところでついに足が止まって歩き始めてしまいました。
こんなところでバテてしまうなんて、どうしたんだろう……。記録を目指していたわけではありませんが、こうなったらエイドをいろいろ楽しんでしまおう。
ここは噂に聞くエイドだ…。鰹の腹皮がうまい…。
「とっても薄い」焼酎らしいですが、怖くて手が出せず……。
足湯ブースもありました。ここに足を入れたら、再び走り出せる自信はないな…。
それにしても、せっかく菜の花マラソンに参加していて、ここで立ち止まらずにスルーできるランナーはなかなかいないでしょうね。誘惑が多すぎますよぅ。
毎年、急坂の下にいて、「走らんかー」「走れー」とランナーを激しく励ましてくれるという有名な方です。竹刀が見えた気がしましたが、写真を見たら持ってませんね…。
ハイタッチをすると、この後の上り坂に向けて力になります!!
朝とはうってかわってこの晴天。いい景色ですが、体力がどんどん奪われていく…。登りは歩いて、下りになれば走って、という感じで、なんとか前に進みます。
海が見えてきました。下り坂でうれしい、と思いきや、この先には長いながーい登り坂が待っています。だれがこんなコースを考えやがった…と恨み節が………。
温泉街に入ってきました。ここから先は平坦地が続きます。ふぅ。
白水館まで来ると、ゴールが近いかな……はあはあはあ。
もうすぐだ……。
「6時間切れる!」の声援を力に、最後の力を振り絞ります。
もう少しだ……と思ったら、帽子を風に飛ばされて数メートル逆戻りを強いられるなど(涙)。
ようやくゴールしました!
残念ながら、自己ワーストの5時間54分23秒でした。なんとか6時間は切れましたが、初マラソンだったNAHAマラソン(5時間44分55秒)より遅いとは…。
沿道の応援は多く、私設エイドも充実していて、確かにお祭り感が楽しい大会ですが、聞いていたとおり、アップダウンがかなりきついコースでした。
3月には鹿児島マラソンがあります。このさんざんな結果から、どうやって立て直していくかな……。