しんとれいのワインな日々

健康に気をつけつつ、飲んだくれてます

大雨のワインツアーに再戦を誓う…バルセロナ・パリ旅行6日目

しん&れいです。


バルセロナ・パリ旅行は6日目。今日はこの旅のメインイベントの一つ、ブルゴーニュのワイナリー訪問です。パリのリヨン駅からディジョンに向かいます。


あまり情報がない中、ブルゴーニュの案内はネットでトップにあがっていた日本語のツアー会社に依頼。昼食付き2人で320ユーロです。パリ・リヨン〜ディジョン間のTGVはインターネットで自ら事前購入。今回は片道2ユーロ足して、1等車にしてみました。TGVもすっかり慣れてきました。


出発が早かったので、ホテルのレストランでバケットとヨーグルトを朝食用にテイクアウト。


地下鉄でリヨン駅まで行きます。甘系のパン好きなしんは、駅で朝食用にデニッシュパンをゲット。



まだホーム番号は出ていませんが、「Hall1」と表示されていました。リヨン駅は結構広く、乗り場が大きく分けてHall1〜3まであり、そのなかでも何番線(数字とアルファベットがある)と分かれているようです。



我々が乗る電車は、Voie(乗り場)Cでした。さて、乗り込みます。



日本人的には、列車が動き出してからごはんは食べないといけません(笑)。




ディジョンまで90分の電車の旅は、あっという間でした。
事前に列車の到着時刻を連絡していたので、ホームまでツアーの方が迎えに来てくださってました。今日は私たち2名だけのようです。



天気が悪い中、まずはシャンベルタン村のドメーヌへ。畑を見せてもらったあと、醸造所内の見学をし、試飲へ。



畑名だけのジュブレ・シャンベルタンから畑違いの1級ワインをいただきます。ゆりのような花の香りがする、華やかなワインでした。


そして、ヴォーヌ・ロマネ村へ。有名なロマネ・コンティの畑の前で記念撮影するのを楽しみにしていたのですが(笑)…、まさかの土砂降り。



それでも車内から写真を撮らせてもらいました。うーむ、年賀状用の写真は断念です…。



石積みにはちゃんと、「ROMANEE CONTI」と書いてあるとです。
その後は、ロマネ・コンティの事務所や醸造所の前を案内してもらいました。外見だけですが。



その後、「Domaine Michel NOELLAT」の業者用らしき(一般には入れない、と言われてました)ワインショップで試飲。



ヴォーヌ・ロマネ村のものと、隣のヴージョ村のものをいただきます。ワインがスーツケースのなかで割れたらショックなので買わない、と決めていましたが、あまりのお手軽値段に思わずエシェゾー特級を購入! 大丈夫かな…。


さらに南に移動し、ランチです。

ブルゴーニュ地方の料理のお店だそうです。前菜・メインそれぞれ3種類から選べたのですが、




ジャンボン・ペルシエ(ブルゴーニュ地方のハムのサラダ)とニシンの酢漬けを前菜に、




豚肉や鳥肉のグリルをいただきました。試飲でワインをたくさん飲んでいたので、この時は白ワインを250mlと炭酸水、それに食後のコーヒーを別注。


雨のせいもあり、ランチタイムは約90分とのんびり。さてお会計ですが、ツアー代金と別注分が12ユーロほどだったので、数ユーロのチップを足すつもりでいましたが、迎えに来たツアーの方が請求したのはチップ込みで25ユーロ。何で?? 昼食付きじゃなかったの?
午後のツアーもあるので言い値を支払いましたが、なんだかずっとわだかまっています…。


小雨の中、ボーヌ村のなかを少しまわり、モンラッシェ村へ…、



ピュリニー・モンラッシェ村の畑とシャサーニュ・モンラッシェ村の畑を見学し…、



やはり業者用らしきワインショップで試飲。サントーバン、シャサーニュ・モンラッシェの1級、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェの1級、日本では珍しいシャサーニュ・モンラッシェ1級の赤ワインをいただきました。新鋭の作り手のピュリニー・モンラッシェの1級ワインと、今夜の部屋飲み用にモンラッシェの赤を購入しました。
ツアーはこれで終了でした。


駅へ向かう高速道路上では、すごい大雨!!
雨に濡れずに入れる駅の入り口に車を寄せてもらい、ツアー終了。ツアーコンダクターの個性的な雰囲気のせいか、朝早くから出かけて来たせいか、二人ともぐったり…。


今回は初めてでしたので日本語ツアーをお願いしましたが、ワイナリーや畑(雨でしたが)をあまり見せてもらうわけでもなく、試飲する場所を回るだけだったら、特に日本語でのツアーを頼む価値はないと思いました。内容はしっかり吟味していませんが、ディジョンやボーヌ村から出る英語ツアーのほうが、同じ内容ならよっぽど安いです。試飲だけなら、英語だろうがフランス語だろうが、あまり問題ないでしょう。
ボルドーのツアーに行ったときはいろんなシャトーを周りました。個人でそれぞれのシャトーの予約を取るのは大変だろうと思い、ツアーに参加する価値がありましたが、今回は正直、「ぼられた」感じがありました。
ブルゴーニュはまた行こうと思っていますが、次は行程を考えようと思っています。


さて、パリに帰りましょう。



帰りの列車は、行きよりも新しく、きれいな車両でした。


パリでは雨は止んでいました。



ホテルの近くに中華のお総菜のお店がありました。私たちもふらふらと…、



そして、またしてもテイクアウト(笑)。だっておいしそうなんだもん(キリッ)。


 
日本から持参したレトルトうどんとともにいただきます。疲れてはいるけれど、買ってきた赤ワインは飲みますよー! うどんとモンラッシェなんて、なんて贅沢なんでしょう…。


ちなみにこの日は雨模様のため、気温は18度。扇風機で十分でした。やれやれ。