しんとれいのワインな日々

健康に気をつけつつ、飲んだくれてます

フレシネのワイナリーに潜入!の後は…バルセロナ・パリ旅行4日目

しん&れいです。


バルセロナ・パリ旅行は4日目。
今日は、バルセロナ滞在のメインイベント! カバワインで世界的に有名なフレシネ社のワイナリーを訪れます。
ワイナリー見学は同社サイト(http://www.freixenet.co.jp/knowledge/about/)から申し込むことができ、私たちも事前に予約しておきました。同じようにカバワインで知られるメーカー「コドルニウ」も同じ町、Sant Sadurni D'anoia(サン・サドゥルニ・ダノイア)にワイナリーがあり、こちらも見学が可能です。ただ今回は時間の都合上、フレシネだけにしました。

サンツ駅からは列車で40分ほどです。昨日、チケットを買えなかったので、ちょっと早めにチケットブースに行ってみると、

思った以上に行列ができていました。昨日さんざんチケットを買う練習(?!)をしたのに、「間に合わないかも!」とドキドキしましたが、思いのほかスムーズに流れてくれて助かりました。



無事にチケットをゲット〜♪ レシートみたいなものは、ワイナリーで回収されるようです。



乗った電車はRENFEの近郊線(Rodalies Barcelona)の4号線のVilaflanca del Penedes行き(行き先はいろいろありそうですが)。あまり混んでいなくて、郊外をのんびりを走っていきます。



そしてフレシネ社のあるSt. Sadurni d'Anoia 駅に到着。ホームに降りると…、



線路の向かいに、いきなりワイナリーがどーん。これは道を間違いようがありませんね。

ワイナリーの正面には、


これ、実際に走るのかなぁ。
11時の予約時間まで、しばらくロビーで待ちます。手首にツアーの印であろう、紙を付けてもらって、いよいよツアーがスタート。


フレシネ社の歴史を学習した後、どんどん地下へ。



ワインとカビの香りがしてきて、隣のおじさんと思わずニンマリ。なかにはカビと埃にまみれた40年ほど前のものも保管されていました。が、これはあくまでディスプレイ用。飲んでもおいしくないと思う、いいとこ、ビネガーになってるかな、とのことでした。また、昔は工程中に割れてしまうことも多かったそう。


一番下まで見学したら、普段は収穫したブドウを運ぶ電動トロッコに乗ります。


広いボトルの貯蔵庫内をぐいぐい進んでいき…、地上へ戻ってきました。



そしてお楽しみの試飲。日本でもよく見かけるコルドンネグロを1杯ずついただきます。


もちろん有料試飲もしました。

カバには珍しく、ピノノワールのみで作られたロゼのスパークリングワインと、フレシネ最高級のカバをいただきます。これがホントにおいしかった!! ブドウの品種は同じなのに、配合だけでこれほど違うんだなあと実感しました。



町をぷらぷらしてランチにする予定でしたが、今日は土曜日。全くと言っていいほどお店があいてません。しょうがないのでバルセロナに戻ることにしました。



駅に戻って時刻表を確認。もう少しで来る時間になり、ホームで列車を待とうと改札を抜けてみると、あれ、どこのホームに着くのか、どこにも表示がないぞ。ホームは駅舎側と線路向かいの2つしかなさそうなのですが、どちらにも待ち人が。んー、いったいどっち???


線路向かいのホームが、待ち人が多そうです。とりあえずそちらに賭けることにしました(笑)。すると、まごまごしている我々に向かって、改札の外にいた一人のおばあちゃんが線路向かいのホームに向かって、「そっち、そっち!」と指さしてくれるではありませんか!! そして、こちらのホームにいらして一言「バルセローナ?」と。

こんな田舎町に来る外国人はフレシネに来たに決まってる。じゃあ、今度はバルセロナに帰るんだな。おばあちゃんはそう察してくれたのでしょう。スペイン語しか話せないであろうおばあちゃんが、たった一言の言葉で私たちを助けてくれました。これぞ個人旅行の醍醐味。本当に本当に嬉しかったです。

おばあちゃんのおかげで無事にバルセロナに戻ってこれました。
安心したらお腹が空いて来ました。もう3時過ぎですもんね。サンツ駅ではなく、そのままプラザ・デ・カタルーニャ駅まで行って、グラシア通りへ。



地上に出てすぐそこにあったお店に入りました。




またまたカバで乾杯し、フィデウアやイカのグリルなどを。さすがスペイン。はずしませんなぁ。


ライタエナ通りを南に歩きます。

少し行くと、道向かいにカタルーニャ音楽堂がありました。今回はスルーですが…。



あまり観光ルートにはなっていないようですが、カテドラルまで来ました。ゴシック地区のシンボル的なところのようです。



モンセラットの黒いマリア像。


カテドラルに入って左かわ抜けると、王の広場があります。新大陸を発見したコロンブスが、イザベル女王に謁見したところらしいです。



近くにチュロスのお店がありました。これは入らねば…。



本当はチュロスホットチョコレートにひたすのでしょうが、夏だけに(?)冷たいチョコ(「frios」とメニューに書いてあります)がありました。


変な時間にランチをしておなかも減らず、疲れもあった私たち。スペイン料理ばかりでは胃も疲れます。



今夜は、日本から持参したお味噌汁と、デパ地下のお寿司で晩ごはんにしました。
今回の旅のテーマは「頑張りすぎない」だったんですが…、やっぱり頑張っちゃいますねー^_^。