しんとれいのワインな日々

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「ここに地終わり、海始まる」…スペイン・ポルトガル旅行(8日目)

旅行も8日目に突入。いよいよ観光ができるのも最後です。


リスボンの街を抜けて、郊外に向かいますが…、


ビルになんか絵が描かれてますね。



「4月25日」橋をくぐって、



まずはジェロニモス修道院へ。



長い行列に並んでようやく入った回廊は、とっても雰囲気がある場所でした。



こちらは海沿いに建つベレンの塔。そして、やはりメーンは、すぐそばにあるこちらです。





どどーんと「発見のモニュメント」。エンリケ航海王子を先頭に、バスコ・ダ・ガマやマゼラン、フタンシスコ・ザビエル(頭ははげていない!)らの像が並んでいます。ここはやはり年賀状に使う写真を撮るところでしょう。


モニュメントの前には、足下に世界地図があったりして。



坂になっているエドゥアルド7世公園から、テージョ川リスボンの中心部が見えます。



お昼ゴハンは、公園近くのお店でイワシのグリル。これもポルトガルの有名な料理です。


ロカ岬に行くオプションツアーも催行されなかったのですが、伊藤さんやほかの何人かのお客さんたちは鉄道でロカ岬に行くとのこと。我々はALAN1のツアーを予約していました。
問題は、自転車の大会があり、待ち合わせ場所がそのゴール場所になっていたこと。どう考えても、ここで観光バスが乗り降りできるとは思えません。公園の上にツアーバスが集まっていたのですが、とりあえず一度は指定された場所に行ってみました。やはりここはなさそう。仕方なく、炎天下、坂になっている公園をえっちら上っていくしかありませんでした。
さいわい、れいがツアーバスを見つけてくれました。いやぁ、最後の最後まで油断させてくれないですなぁ。


アーバスはまず、シントラの街へ。





宮殿もきれいでしたが、エッグタルトは絶品でした。




お店はすんごい人の数でしたが、れいが順番のチケットを発見し、うまい具合に買い物ができました。


そしてバスはロカ岬へ。


観光案内所にバスが止まり、海に向かって歩いていきます。いよいよです…。




目の前に大西洋が広がっています。傾きつつある日に照らされて、まぶしく海が輝いています。



「ここに地終わり、海始まる」の碑がありました。ユーラシアのはじっこ、極東の日本から、ようやくここまでやってきました。とても風が強くて、のんびり旅情気分にひたれるような場所ではありませんが、感慨深かったです。
ここでもれいが好プレー。観光案内所で「到達証明書」を見つけてくれました。



ロカ岬からリスボンに戻る途中に寄ったカスカイス。きれいな港町でした。


戻ってきたリスボンでは、ふたたび中心部へ。リスボン市内を回れるのも今日までですから、どんどん行きますよぉ。お目当ては、ケーブルカーをからめた街並みの写真です。



こちらはグロリア線のケーブルカー。



リスボンは坂が多いし、路地も入り組んでいるので、歩くのはなかなか大変です。



目指していたのは、こちら。ビカのケーブルカーです。リスボンにある三つの路線のうち、一番有名なものです。味わいがありますね。


アウグスタ通りまで戻るのに、せっかくなのでトラムを使いました。ビカのケーブルカーの近くに停留所があります(なかなか来なかったけど…)。

急勾配の坂を、ギシギシ車体をきしませながら走るトラムは、迫力満点でした…。



最後の食事は、アウグスタ通り沿いにあった海鮮のお店にしました。「Concha D'Ouro」というお店です。どうやら2階はファドのお店があるようです。





英語のメニューもあったので安心、というわけではありませんでしたが、頼んだらでっかい鍋に入った煮込み料理が出てきました。ポルトガルはお魚がおいしくて、日本人向きですね。もっと言葉を勉強しておけばよかったです。結局、ボンディーアとオブリガードしか知りませんでしたので…。



やはり今夜も「ヴィーニョ・ヴェルデ」(緑ワイン)。さっぱりして、とても美味です。ポルトガルではこればかり飲んでいましたね。




ゴハンを食べて、午後10時。ホテルに戻ります。今日も盛りだくさんでした。
明日は帰途につきます。さて、何時に起きるんだったんけか…。