うれしくて楽しくて、最後に地獄が待っていた念願の福岡マラソン２０１９

しんです。

毎年申し込んではことごとく落選し、今年ようやく出場権を手に入れた福岡マラソンの日です。福岡市に住むランナーとしては、やはり参加したい大会です。

前週、前々週にそれぞれ２０～２５キロ走をこなし、体重も若干落とすことができてＢＭＩ値としては久しぶりの「普通」に。自己ベストの更新は高望みと思っていますが、とりあえず「完走」が目標です。

逆光になってしまいましたが、今年のＴシャツを着て参加します。ゴールで待つれいにとっては、何の目印にもなりませんが……。

まずは雨の心配はなさそう。海風が心配な糸島のほうも、風はそれほどなさそうです。

地下鉄でスタート地点の天神へ。鹿児島マラソンほどではありませんが、自宅から近いのはありがたいです。上着をはおっただけで、ほぼ走る状態の格好で移動ができました。到着した天神地下街は、着替えをしたり、ちょっとした準備体操をしたりする人でいっぱい。

手荷物を預けるところは大混雑していましたが、ゼッケンごとに分かれているので、荷物の受け渡しはスムーズ。どこのトイレも大渋滞になっていましたが、市役所に入って階段で２階に行けばガラガラです。

指定のブロックに並びます。開会式が始まったようですが、ビルに反響して、何をやっているのか全くわかりません……。

スタートブロックへ移動が始まりました。朝っぱらとはいえ、天神のど真ん中を封鎖して走れるのがうれしいですね。

いよいよスタート。私のいたＦブロックはスタートからのロスが５分ほど。はるかかなたの糸島をめざして、行ってきまーす。

スタートから２５分ほどで、百道のマークイズへ。まだまだランナー渋滞がすごいですが、このあたりで待っていたれいと順調に合流できました。

最初の上り坂であるマリナ大橋を、元気に上っていきます。先日一回走っておいてよかった。

気がつくと、生の松原までやってきました。案外近く感じます。まだまだたくさんのランナーと併走状態。

松原を抜けると、海沿いを走る気持ちがいいコースになります。向こうに見える糸島まで行くのか……などとは考えずに、応援してくれるカヌー隊に手を振って走りましょう。

糸島の街中を折れ曲がりながら走り、九州大へ。はるか向こうに伊都キャンパスの建物が見えてきました。あそこまで行けばハーフ。あそこまで行ってもハーフ。ゆるい上り坂が続き、心がめげそうになるコースだと聞いていましたが……、

長い坂ではありますが、勾配はそれほどでもありません。しかも、遠くから見えている工学部の建物までは行かないので、土地勘があると「あそこまで行く必要はないんだ」とゆったりした気持ちで走れます。問題は……、

折り返しの場所が、上がり切ったところではなく、もう少し先にあることです。ちょっと下って、もう一度同じ坂を上がっていくのがなかなか苦痛です……。

伊都キャンパスで折り返してすぐ、中間地点になります。そして福岡マラソンは、ここからが本領を発揮してくるのです。

ここまでどこの給食もしっかり食べてきましたが、やはり福岡マラソンに出たならば、今津運動公園で食べられる「牧のうどん」ははずせません。

お箸ももらえず、テキーラのごとく出汁ごと一気飲みします。

それにしても、福岡マラソンの給食はチロリアン、チーズまんじゅう、マシュマロなどと甘いものが多かったのですが、生のトマトだけを食べそこないました。

さて、これからは長浜海岸、海づり公園と海沿いを走るコースへ。微妙なアップダウンが続きますが、３０キロ地点あたりからは恐怖の「のらん坂」が始まります。

１キロほどで、高低差もなかなかあります。ただでさえ「３０キロの壁」があるのに、こんなところにこんな坂が……。

それでもなんとかがんばって、落ちたペースは下り坂でカバーして……とふんばって走ってきましたが、坂を乗り切って二見ケ浦あたりまで来たところで、いきなり右の股関節に激痛が走りました。

大会前からひざにすこし痛みがあったのですが、股関節は初めてでした。すこし休めば回復しそうでしたが、ここまで一度も歩かず来たのに……。

３７キロをすぎたところで、歩き始めてしまいました。

のらん坂で遅れたペースを取り戻すのは絶望的。自己ベストへのわずかな期待も消えました。

無念じゃあ………。

久原の温かいスープが胃に沁みました……。

歩いては走り、走っては歩きしながら、なんとか４１キロまでやってきました。股関節の痛みも収まってきています。

重い体に気合を入れて、最後の１キロぐらいは走りきろう……。

そして、

なんとかゴールしました！

地元ケーブルテレビには、へろへろになった姿がしっかり映っていました。

肝心のゴールの瞬間は見切れていましたが……（涙）。

福岡から遠いゴール地点までわざわざ来てくれたれいとも無事に合流。これまたビールが沁みました。

今回の結果です。

途中で歩くことがなければ、ギリギリ５時間を切れたかもしれませんが、それはまた次の大会での課題……といっても北九州マラソンが落選したので、次がない！

というわけで、今回も大会関係者のみなさま、沿道で応援してくださった市民のみなさま、いつもサポートしてくれるれいに感謝、感謝です。

ありがとうございました！！

台風１９号を横目に、懐かし（？）の九重を散歩＆野外ラーメンの旅

しん＆れいです。

東日本は台風１９号で大変そうですが、さいわい九州は風が強い程度。せっかくの３連休なので、九重高原までドライブに行ってきました。鹿児島からもすこし遠かったですし、二人ともそれぞれ約２０年ぶりです。

まずは長者原のビジターセンターへ。周りにある湿原を、ぶらぶら歩くことにします。

さっそくリンドウとヒゴタイが咲いているのを見つけました。どちらも好きな花です。

湿原の遊歩道のすぐ入り口で見つけたので、後からまた見られると思っていたのですが、花のシーズンも終わりになっていて、きれいなものはこれっきりでした……。

遊歩道は、森の中にも続いています。暑くもなく、寒くもない、（蚊もいない）いい季節。緑に囲まれながら、ゆったりした気持ちで歩けました。

ビジターセンターの近くには、いい感じの広場がありましたので……、

れいが作ってくれたおにぎりなどとともに、お湯をわかしてラーメンをいただきました。最近は山頂まで行かずに、食べている気がしますが……。

少し足を伸ばして、男池までやってきました。しんは学生時代、このあたりでキャンプをしたことがあるようですが……。

わき水があって、川の水が本当に透き通っています。

道すがら上り下りがありましたが、ほとんど汗もかかず、２０分ほど歩いて滝に到着しました。

こちらも気持ちがいいですね。学生時代に来たと言っていたしんは、滝の記憶が全くなかったようです……。

今回はドライブと軽いお散歩でしたが、まもなく紅葉の時期がやってきますので、今度は山登りをしたいですね。

マレーシアのシャングリラ・ラサリアでの留意点まとめ…マレーシア・コタキナバル旅行（番外編）

しん＆れいです。

　２０１９年夏、初めてマレーシア・コタキナバルを旅行しましたが、まだあまり日本人観光客は多くないようですね。リゾート地としてはまだ発展途上ですが、ごはんもおいしいところですし、ホテルもいいので、これから訪れる人がどんどん増えてほしいと思います。

　旅行者が少ないぶん、ネットでも新しい情報は限られているので、シャングリラ・ラサリア・リゾートに宿泊した我々が気がついた注意点、留意点をあげておきます。これから訪問される方々の参考になればと思います。

　我々はここに３泊しましたが、ゆっくりのんびり、充実したリゾートライフを楽しむことができました。おすすめのホテルと思います。

　しかし、国民性がのんびりしているのか、ツアーの内容が十分に伝わっていないのか、こちらとしては「当然あるもの」と思っていたことがないケースが散見されました。日本人は遠慮しがちですが、何か希望がある場合はこちらから伝えないと、ホテル側からは積極的な提案、説明はしてくれません。英語が通じなかったら日本人スタッフに電話をしてくれるので、「こうしたい」「こうしてくれ」と希望を言いましょう。

　なお、我々も出発前にいろいろ情報を仕入れていましたが、ひと月単位で情報は変わっていきます。旅行会社に確認するなどしていただければ。

★イブニング・カクテル・パーティーについて

　予告なく終了していました（２０１９年９月時点）。このホテルにはお酒や軽食が提供されるクラブラウンジがなく、フロントで夕方にあるこのパーティーがその代わりになると思っていました。ホテルのウェブサイトにも特に「終了した」との表記は見つからず、もしかしたらまた再開することがあるかもしれませんが、ほかのホテルとの比較でクラブアクセスの有無を考慮に入れている方は確認したほうがいいでしょう。

★（いきなりですが大事かも）チェックアウト後について

・日本へ直行便で帰る場合、お昼にチェックアウトすればピックアップされる午後９時ごろまで時間が空くことになります。チェックアウトした後もシャワーを浴びたいところです。旅行会社の事前の説明では「そういう宿泊客が多いのでホテルも慣れていて、案内してくれます」とのことでしたが、こちらからたずねないと説明はありませんでした。チェックアウト前日、フロントでシャワーを浴びたいと相談すると、「いつもは使えているジムのシャワーが、メンテナンスのため使えない（ジムに入るには部屋のカードキーが必要）」「ゴルフクラブのシャワーは、男性のみ利用可能」とのこと。代わりに有償のレイトチェックアウトを提案されました。値段的に折り合えれば、プールなどで遊ぶ時間が大幅に増えるのでいいかと思います。なお、たまたま帰りが一緒だった女性の方はジムのシャワーが使えたそうです（水はけが悪く、使い心地はよくなかったらしいですが）。

・夜のピックアップまでどこで待つか、ということになるのですが、ガーデン・ウィング１Ｆの売店に併設されているインターネットカフェ（ジムの向かい側）で待つことができます。フロントは壁がなく、吹き抜けているので蒸し暑く、クーラーが効いているところで待てる場所はここしかないと思われます。なお、このあたりもホテル側から特に説明はなく、「カフェで待ってていいか」とこちらから聞きました。

★お部屋について

・ミニバーのフリーサービスがある方向けですが、しっかりリクエストしないと、ドリンク（ビール含む）とスナックの補充サービスをしてもらえません。部屋の担当の人がテキトーだったせいかわかりませんが、結局３泊したなかで２度、フロントに「補充して」と言いに行きました。

 ・部屋にチップを置いても、リクエストしたことをしてくれるとは限りません。アイスボックスに氷を足してくれるよう英語で書いたメモとチップを置いていたのですが、メモとチップはなくなりましたが、氷はスルーされました（涙）。日本語を話せるスタッフもいますので、直接フロントに言ったほうが確実です。

★レストランなど食事について

・ホテルの問題なのか、旅行会社（ユーツアー）の問題なのかわかりませんが、ツアーの特典として１回分の夕食とジャングルツアーがついていて、旅行会社を通じて日にちや時間の予約を入れてあったのですが、いざ来てみるとされていませんでした。同じプランで来ていた別のグループの方も予約されていなかったそうです。到着したら確認しましょう。

・レストランのオープン情報は、フロントロビーなどに掲示してあります。日によってビュッフェスタイルだったり、アラカルトメニューがあったり、お休みだったりします。レストランの数が多いわけではないので、この日はどこに行くか、と考えておいたほうがいいです。

・ルームサービスがありますが、部屋にあったメニューの冊子はページがところどころ欠落していました（笑）。マレーシア料理の「テピラウト」は、お店で注文した料理をお部屋まで持ってきてくれます。これも部屋になにか書いているものがあるわけではなく、こちらから希望を伝えないとやってはくれません。

・ワインやビールをたくさん飲もうと思っている人は、市内で買っておくべし。ビールは市中の５倍以上します。私たちは毎日２本のビールがミニバーに補充されましたが、ラサリアに来る前に１０本をあらかじめ仕入れておきました。 

・食事は１回あたり、ひとり３０００～５０００円と考えておいたほうがいいです。

　まだまだ日本人にとってなじみの薄いコタキナバルですが、これからどんどん観光客が増えることを期待しています。

（おまけ？情報）

　みなさまに我々と同じ事が起こらないことを祈りますが、お部屋の停電があるかもしれません。懐中電灯を日本から持参するまではないと思いますが、スマホに照明アプリを入れておくといいかもしれません（笑）。

リゾートライフは延長戦まで満喫、最後は新型A350で…マレーシア・コタキナバル旅行７日目（最終日）

しん＆れいです。

マレーシア・コタキナバル旅行は７日目、いよいよ最終日です。

本来ならばお昼にチェックアウトするのですが、２００リンギットを追加して、チェックアウトを午後４時まで延ばしてもらいました。

しんは今日も７時半に起きて、ジョギングへ。

ホテルの前の砂浜は、差し渡し３キロほど。足を取られながらも、のんびり走ってきました。

ＧＰＳがすこしずれ、海の中を走っているかのように見えていますが……。

レイトチェックアウトにしたおかげで、お昼間はのんびりできま～す♪

マレーシア料理のお店「テピラウト」に行くと、これまで食べる機会がなかなかなかったサテイ（串焼き）とラクサがメニューにありましたので注文。さらにお部屋まで持ってきてくれました。辛めのラクサに、しんは汗だくになっていましたが、どちらもおいしかったです！

チェックアウトした後は、午後９時のピックアップを、クーラーのしっかり効いたインターネットカフェで待ちます。

午後９時にホテルにお迎えが来て、コタキナバル空港までやってきました。

最後のごはんはラクサを、と思っていましたが、残念ながらお店が閉まってしまっていて、こちらへ。

 

 マレーシアといえば、チキンでしょう。

日本のチキンとはちょっと違いますが、やはりおいしいチキンでした。

出国して、ラウンジへ。周りはたいしてごはんを食べるところはなさそうですので、やはり出国前に食べておくほうがよさそうです。

ラウンジでは、お酒はビール（カールスバーグ）のみ。お食事は……、

それほどたいしたものはありませんでした。

搭乗口には、さらに手荷物検査を受けて入ります。出国してから買ったお水なども、ここで没収されますので、注意が必要です。

機内に乗り込んで、ウェルカムドリンクはグァバジュースで。

もちろん、離陸後はシャンパンに。

帰りの機内の食事はやはり……。

きょうのお昼に食べたばかりですが、サテイをチョイス。うーむ、おいしいですよ。

おなかがいっぱいなのですが、名残のサンバルもおいしくいただきます。これが最後のマレーシア料理になりましたが、どれも本当においしかったです。

中途半端に寝た状態で、成田空港に到着しました。中途半端な時間はなかなか体にこたえます……。

成田から羽田まで移動。福岡への飛行機は、９月から就航したばかりの新型のA350です。

新しい飛行機は、前面モニターが大きくてきれいで、映画（アラジン）もやっていました。

福岡に向かう機内では、富士山がきれいに見えました。

モニター越しに、福岡空港への着陸の瞬間が見えました。

これにて、マレーシア・コタキナバル旅行は終了です。かなり日焼けした背中が、ちょっとずつかゆくなってきました。これから数日、背中の皮が部屋中に散って、掃除が大変になりそうです……。 

ビーチでののんびりタイムに迫る危機…マレーシア・コタキナバル旅行６日目

しん＆れいです。

マレーシア・コタキナバル旅行は６日目です。

しんは午前７時半に起床。

１１月には福岡マラソンもありますし、食べてばかりでは体重が心配ですので、ジョギングの道具は持ってきていました。ちょっとホテルの周辺を走ってきます。

日中は暑いですが、朝はさすがに気持ちよく走れます。

オーシャン・ウィングから、ガーデン・ウィングへ。

ホテルの入り口を抜けて、外へ。

車はバンバン飛ばすし、歩道もないので、気をつけて走りましょう。

幹線道路の交差点まで来ました。ケンチキまでは９キロ、そこまでは行けないなぁ……。

ふたたびラサリアまで戻ってくると、椰子の実を取り除く作業をしていました。確かにあの実が落ちてきたら、死にかねないですもんね……。

それほど距離は走っていませんが、汗だくになって帰ってきました。きょうはこれから、本格的に気合を入れて、のーーーんびりします。

朝ごはんは、スターフルーツなどとともに。

ひたすら快晴。海はほどよく波があり、かなり久しぶりに二人でしばらく遊んできました。明日は浮輪を持ってきましょう。

海に臨むベンチを木陰に移動させて、ビールとお菓子とともに読書タイム。

太陽とともに木陰も動くので、そのたびに少しずつベンチも移動。気がつくと、裸のおなかがしっかり日焼けしていました。さて、これから数日後にどうなるかな……。

油断をしていると、オオトカゲが目の前を通過していきました。街路灯の傘に上り、しばらくがさがさ動いていました。さらにこの後、別のオオトカゲが目の前を通り過ぎていき……。こんなところに無防備に寝ていて大丈夫なのか……。

ホテルからは何も言われていないので、これはありふれた光景なんでしょうね。

きょうもきれいな夕日が見られました。うーむ、何もしない贅沢だなぁ……。

晩ごはんは、「Tepi Laut」（テピラウト）というマレーシア料理のお店に行こうと思って予約の電話を入れたところ、なんと今日は定休日。おとといに行った「コーヒー・テラス」に行きました。

同じビュッフェスタイルでしたが、シーフードがメインに変わっていたのでよかったです。エビやカニもありますが、シャコが食べやすくてたくさんいただきました。

そしてふたたび停電……。

別の電気系統にしていたのか一部の照明が生きていたのと、キャンドルがさっさと配られたので、どうやら一昨日から停電の対応策が取られたものと思われます（笑）。

朝食前から夕食まで、ひたすら汗だくなリゾートライフ…マレーシア・コタキナバル旅行５日目

しん＆れいです。

マレーシア・コタキナバル旅行は５日目。

今日は早朝からホテルのジャングル・ウォークに参加します。

７時すぐにロビーに集合。カートで連れられたガーデン・ウィングで降ろされた後、しばらく待っていましたが、参加者らしき人はだれも来ず。

ツアーのスタートは敷地奥にあるアドベンチャー・ポイントではないかと思っていたので、れいがホテルの人にたずねると、急いでカートで運んでくれました。どうやらガーデン・ウィングからは自分で行って、ということだったようですが、それならオーシャン・ウィングからそんなに距離はないんだから歩くわい。

というわけで、無事にツアーに参加できました。

簡単な説明を受けた後、トレイルに入っていきます。

こういう整備された道はすぐ終わり、ふつうの山道が始まります。スリッパでは来ないように。蚊も多いので、特に足は露出しないようにしたほうがいいでしょう。油断していた我々は、けっこう刺されました。

こちらでもキャノピー・ウォークが体験できます。

それなりに本格的です。せっかくなので、吊り橋の途中で動植物のガイドをしてほしかったですが。

けわしい山道を登っていった先には……、

山頂には展望台がありました。

展望台からの景色です。ここで食事をすることもできるそうですが、あの道を上ってくるのかぁ……。

動物はまったく見られず、道々に見られる植物がガイドの中心でした。なお、事前にツアー会社からもらった日程表には、ジャングル・ウォークの所要時間が３０分とありましたが、ホテルの説明では２時間、実際は１時間半ほどかかりました。

ジャングルのなかを歩いていると、キィーンと金属音のような鳴き声が響き続いています。この手前の白いセミの声だそうです。こんなに小さいのに、あんな音を出すのか……。標本はアドベンチャー・ポイントに展示してあります。

ツアーの後から朝食です。

宿泊客が少ないのでしょうが、和食はほぼなくて、海苔巻きがあったぐらい。

中華や韓国、マレーシア料理がメインです。どれもおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。

さっそくプールに行って、まったりすることにします。浮輪も膨らませてもらって、ひたすらプカプカ。本も何冊も持ってきていますので、しばらく籠城が可能です。

海外旅行に行くときは、だいたい保険をかけてレトルトの日本食を持ってくるのですが、こちらのごはんはどこで食べてもおいしい。とはいえ、タイガービールに出汁も胃に沁みるとです。

ウォータースポーツが無料でついていたので、海でカヤックを漕いできました。波が高く、時間も２０～３０分しかなかったので、早々と帰ってきましたが……。

レンタルの窓口で「泳げるか？」と聞かれただけで、そのまま海へ行かされましたが、理由は後日わかりました。ホテルの前の海はかなり遠浅で、ひっくり返っても足が付くぐらいの深さしかないんです。

プール沿いではなく、海に向いたベンチで夕日を眺めます。

お休みだなぁ……。

いったん部屋に戻り、KKプラザの地下のスーパーで買った白ワインでゆっくり。

今日の晩ごはんは、Naanというインド料理店で。インド料理店に入るのって初めてかもしれません。

タンクトップを着ていたしんはドレスコードにひっかかり、薄いとはいえ一枚羽織った状態でタンドリーチキンなどを頼んで汗びっしょりになっていました。気軽にシャワーを浴びれるのでいいですが。

明日は特に予定を入れていませんので、ひたすらだらだらするつもりです。いぇーい。

ビーチリゾートホテルは暗闇の中に…マレーシア・コタキナバル旅行４日目

しん＆れいです。

マレーシア・コタキナバル旅行は４日目。きょうは市内から郊外のホテルへ宿を代え、ビーチリゾートな日々を楽しむことにします。

ゆっくり起きて朝食をいただき、お昼前にチェックアウトした後、気になっているお店でランチをすることにしました。

センター・ポイントの地下にあったフライドチキンのお店「BORENOS」（http://www.borenos.com/）です。来る前までは気にしていませんでしたが、マレーシアは宗教上の理由で食事にチキンが出てくることが多いのです。ケンチキも多いのですが、ローカルなお店（BORENOSはここサバ州のお店）で食べてみたくなりました。

８．５５リンギットのライスつきのメニューを注文。周りを見てみると、チキンをくずして、ライスと一緒に（手で）食べるもののようです。チキンは普通ですが、ライスは……カレー味ではなくてターメリックで色づけしたものなので、味はあまりありませんでした。

お昼からは、お迎えの車に乗って、シャングリラ・ラサリアへ向かいます。

ホテルの近くにお店が集まっているところがあり、地元の人たちの車もたくさん止まっていたので、立ち寄ってみました。

みなさんのお目当ては、ココナッツのプリン。地元の人が手作りしたものを売っているそうです。味はそれほど濃くないですが、暑いなかでひんやり気持ちがいいです。

ラサリアに到着しました。入り口にはセキュリティーゲートがあり、入る車がチェックを受けています。

到着すると、ドラを鳴らしてお出迎え。

今回宿泊するのはオーシャン・ウィングという新しい棟のお部屋です。

ツインのベッドルーム。１階なので、そのまま外に出られます。

うれしいダブルシンク。右がシャワーブース、左がトイレです。

ベランダの向こうはすぐにプールでした。

デイベッドのほかに、

小さなジャグジー（？）もありました。

こちらでこれから３泊。ゆっくり過ごせそうです。

こちらオーシャン・ウィングのプールは、静かで大人な雰囲気。

となりのガーデン・ウィングのプールは子どもでいっぱい。

オーシャン・ウィングにも子ども連れがいましたが、静かに過ごしたいならこちらのようです。

初日の夕食はガーデン・ウィングにある「コーヒー・テラス」で。ビュッフェスタイルです。

ムール貝やエビ、カニがあり…、

デザートの種類も豊富だ、と喜んでいると……、

雷が鳴り、雨が降り出して、ホテル内はいきなり真っ暗に。

停電……。

部屋に戻ってからは、断続的に４回にわたって停電。長いときは１時間、真っ暗の部屋で過ごしました。懐中電灯を持ってくる人はまれでしょうから、携帯電話に照明アプリを入れておくといいかもしれません。我々は、以前入れていたアプリがここで初めて役に立ちました。

明日はホテルのジャングル・ウォークツアーで早起きします。