しん&れいです。
これからちょっと遅めの冬休みで、カナダのバンクーバーに行ってきます。
2000年の夏、二人で行った2度目の海外旅行先がカナダでした。しんにとっては、大学を休学して1992年夏に行った初めての海外ひとり旅がカナダで、今回2019年で3度目になります。
何をしに冬のバンクーバーへ、と言われそうですが、我々にとっては大事な目的が二つあったのです……。
出発です。明るいうちから飲むビールはたまりませんなあぁぁ……。
今回は福岡空港から羽田へ移動し、羽田からバンクーバーへ飛びます。成田を経由せずに済むのは気分的に楽ですね。
(ブレブレの写真で恐縮ですが)羽田空港ではいそいそとANAのラウンジへ。今回はANAのビジネスクラスでの往復となります。
今回は二人だけの個人旅行なので、ごはんも自由な時間に食べられますし、日系社会もあるバンクーバーなので和食のお店もたくさんありそうですが、とりあえずなごりの和食をラウンジで食べておきましょう。
カレーやラーメン、おそばなどと充実しているラウンジでした。ワインが泡、赤、白でそれぞれ1種類しかないのはさみしいですが…。こちらで一度シャワーを浴びて、出発までのんびり過ごします。
ちなみにANAのラウンジはもう一つあり、こちらは少し小さめ。でも、ヌードルバーもあるし、食べられるものは一緒。人が少なくて、穴場かもしれません。
今回は窓側ではなく、内側の横並び席。仕切りはありますが、のぞき込めば隣と会話ができます。
アミューズはホタテ。前菜はカンパチのお刺し身、鯛、海老などなど。
主菜はみかんブリの豆乳味噌がけ。デザートはピエール・エルメでした♪
映画を数本見て、一眠りして起きたらもう着陸まで時間がありませんでした。朝ごはん(?)にしては重めでしたが、もうチャンスがないと選んだのはラーメン(一風堂の「そらとん」)…。残念ながら、メニューにあった銀だこまではたどり着かず……。
バンクーバーに到着しました。イミグレーションではまず機械にパスポートをかざして通し、さらに列に並んで人間による入国審査を受けます。機械が導入されたおかげで、審査の時間は余計にかかっているのでは……。
なお、「カナダに何日いるのか」などと、ひさしぶりにまともに質問されました。
無事に入国した我々ですが、まずは第一のミッションがさっそくやってきました。
実は出発前、前回来たときに作っていた250カナダドル分のトラベラーズチェック(旅行小切手)が「発見」されたのです。日本でキャッシュにしても手数料がかかるばっかりなので、カナダで換金しようと持ってきたのです。
それにしても、若い人は知らないかもなぁ、トラベラーズチェック……。
ウィキペディアによると、2014年3月末で発売は終了、日本国内ではもう入手できなくなっているらしい……。
というわけで、入国する直前にあった両替のカウンターで見せたのですが、「銀行へ行って」と断られ、ターミナルビルで銀行のカウンターを探すことに。インフォメーションで「奥のほうにある」と教えてもらって歩き始めたのですが、ふとあった両替のカウンターでダメもとで聞いてみると……、11ドルの手数料が取られましたが、なんと無事に換金できました!
ありがとう(涙)! 初日にして第一のミッションが終了しました!!
というわけで、これからバンクーバーの市街地へ電車で向かいます。我々の滞在するホテルはダウンタウンにあります。
電車(スカイトレイン)の駅は、ターミナルビルの向かい側にある別棟にあります。
バンクーバーでは、地下鉄やバスなどで使える「Compass(コンパス)」というカードがあります。JRのSuicaのように、あらかじめお金をチャージしておけば改札口などの端末にかざすだけでいいカードで、自動販売機で購入できる……はずなのですが、端末の画面を操作しても、どのカードを購入すればいいのか、ちょっとわかりません。
「New Compass Card」のボタンから進んでいったのですが、表示される「Day Pass」は明らかに一日券だし、100ドルぐらいかかる「Monthly Pass」はどうみても毎月定期券。表示は日本語に切り替えられるので、使いやすいのですが……。
とりあえず、ダウンタウンまでの「バンクーバー・シティ・センター駅」までの切符(ゾーン2)を購入。バンクーバーでは、ゾーン内だと一律の価格ですが、空港からダウンタウンのようにゾーンをまたがると値段が変わります。
……などと書くと難しそうですが、そんなことはまったくありません。
電車がやってきました。あとは乗り換えなしで、30分ほどでダウンタウンまで行けます。便利ですね。
今回のお宿は、フォーシーズンズホテル・バンクーバーです。
ホテルへは地下鉄の改札口を出て、いったん地上に出てから歩いて行くこともできますが、改札口からそのままパシフィックセンター(ショッピングモール)に入り、「Fourseasons」の表示をたどって上の階に進み、ホテルのロビーにも行けます。
我々の宿泊する部屋はこんな感じでした。
テレビは残念ながら、NHKが映らず。
やや右手にはバンクーバー美術館があり、とんがった屋根の建物はフェアモントホテル。方角としてはおおむね西を向いていることになります。
あまりおなかはすいていません(ラーメンと時差ぼけ?で、むしろもたれ気味……)が、ちょっとお酒は欲しいところです。出発前に調べていた、ホテルの近くのお店に行ってみることにしました。
「Malone's Social Lounge and Taphouse」というクラフトビールのお店です。中に入ると、番台(?)にお姉さんが立っているので、奥に案内されます。
店内は雰囲気がよくて、かなりにぎわっています。金曜日の夜ということもあってか、予約の団体客もあとからやってきました。
ハッピーアワーの時間帯だったようで、ビールやおつまみが安くなっていました。バンクーバーのペールエールやIPAで乾杯。
長い一日が、ようやく終わりました……。
明日はちょっと早起きして、シアトルに向かいます。