しん&れいです。
ただいま西安におります。中国・西域旅行は3日目。
ツアー旅行の朝は早いのです。いつもの我々ではありえない午前6時前に起床し、朝ごはんを食べに行きます。
さすが中国、チャーハンのほかに点心もありました。ヌードルのコーナーもありましたが、その前におなかがいっぱいになってしまいました。ヨーグルトやお湯は見当たりませんでした。
いよいよ観光がスタート、まず向かったのは兵馬俑です。
高層マンションの建設があちこちで進んでいる街を過ぎて郊外へ。
今回は文字どおり「車窓」からでしたが、小高い丘が始皇帝陵。
兵馬俑に到着しました。朝早く来たのは、昼になるとかなり観光客が増えるからだそうです。
チケットをもらい、いよいよ中へ入ります。
なかは広いので、カートで移動します。行きだけですが。
まずは文物陳列庁へ。
兵馬俑で出土した銅製の馬車などが展示されています。実物の半分のサイズですが、この時期に、これだけ精巧なものを作る技術があったのですね。
いよいよメインの1号坑に入ります。
中に入ると、どどーんと兵馬俑。広い!
2千体の兵士俑が並んでいます。
すごい数が並んでいますが、まだまだ発掘は続いているそうです。
3号坑に入ります。
こちらはこじんまりした兵馬俑。
あんまり暑いので、アイスを買いました。
続いて2号坑へ。
生き生きとした兵士俑を間近で見ることができます。夜中に動き出したりしていないかな…。
ふたたび西安市内に戻ります。
このお寺は、四国八十八カ所めぐりで「0番」の寺になるそうです。
お昼ごはんです。昼からビール、ビール!
ツアー旅行なので、ほかの参加者と一緒にテーブルを囲みます。写真がなかなか撮りにくいのですが、とりあえず取り分けた刀削麺。短い麺ではなく、平うちの長いもちもち麺でした。
続いては西安美術館へ。
あまり気にしていなかったのですが、旅行の日程表ではショッピングを示す「☆」マークがついていたのです。現代作家の水墨画などを見て回った後に招き入れられた奥の部屋では、翡翠の器の販売がスタート。西安が起点でもある中国政府の「一帯一路」戦略の一環として、中国のものを普及させるために廉価で販売しているとの説明。
興味がないので外に出ようかと振り返ると、たくさんの職員が出口方向をブロック。これでは逃げられぬではないか…。
四つで25万円と言っていたのが、最後には20万円に値下げ。公的機関のはずですが、というか社会主義の公的機関なら当然なのかもしれませんが、なりふりかまっていないのがこわい……。
前に見せられた水墨画が興味深かったので、どうせ5万で買うなら翡翠の器よりもそちらだなぁ。
城壁に囲まれた西安の中心部に移動してきました。
城壁を抜けると…、
西安の西側の安定門です。
城壁に上がってきました。自転車で1周できるそうです。ジョギングには……暑そうなコースだなぁ。
ランのイベントがあったようで、おそろいのウェアの人たちが集まっています。
くまモンのバッタモンがいました。いいんですか……orz。
シルクの売店に寄った後、大雁塔(慈恩寺)にやってきました。玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典を収蔵するために建てられたという塔です。
アタマのなかにはゴダイゴの「ガンダーラ」が延々とリフレインしています。
実は少し傾いているそうで、これ以上傾かないように地下に水?を入れたとか。
玄奘三蔵が経典を翻訳作業をしていたという部屋に入ると、前管長の普慈法師の書を5万円で買えという「ショッピングタイム」に突入…。寄付の趣旨は理解しますが、プリントっぽい書を買う義理はないなぁ……。
食事は楽しみにしていた「餃子宴」へ。
ビールはやはり青島ビール。餃子は次々に出てくるのはいいが、どれがなんだかわからない…。スイカのあとにエッグタルト(的なもの)まで出てきて終了。
ホテルに帰ってきました(朝に撮影した写真です)。ワインを買いに出撃します。
ホテルを出て右手に歩くと、酒屋を発見しました(写真は翌朝に撮影。青い看板のお店です)。中国のワイン「グレートウォール」の赤と白をそれぞれ購入。さらに、道ばたでサクランボを1㌔10元で売っていたのでゲットしました。
サクランボは持ってきたクッカーに入れて水洗いし、ワインのおつまみにしていただきました。グレートウォールもなかなか。
西安の夜はこうやって更けていくのでした。明日は敦煌に移動します。