しん&れいです。
香港&シンガポール旅行も4日目、最終日となります。
ホテルの部屋は昼まで使えるのですが、朝から観光に出かけるので、先にチェックアウトして荷物も預けてしまうことにしました。
ところが、1階ロビーのコンシェルジュのところでは、旅行会社のタグがついた荷物は預かってもらえない、エスカレーターを降りたデスクへ行け、と言われ、そのデスクに行ってみたらだれもおらんじゃないか!というやり取りで、余計な時間がかかってしまいました。
こちらがエスカレーターを降りた地下1階のデスク。ここでスーツケースを預かってもらえますが、いつも人がいるわけではありません。
さぁて、ホテルの目の前にあるガーデンズ・バイ・ザ・ベイに向かいます。
そのまま地下を駅に向かって歩いた後、指示に従って進みます。
暑い外を歩くよりいいですね。
地下通路を抜けると、ホテルの全景がどどーんと見えました。そしてあまりの蒸し暑さに汗がどわぁっと……。
ホテルからは橋を渡ってこれるようですが、場所がよくわかりませんでしたね。
スーパーツリーは、シダなど本物の植物を植えているんですね。
スーパーツリーをつなぐスカイウェイからの眺めもすごいです。道の下が網目で抜けて見えるので、けっこうスリルがあります。
続いてはこちら。クラウド・フォレストです。
入ったところに、大きな滝がありました。あまりの涼しさに、動きたくなくなります。
こちらも空中の遊歩道があります。
涼しい建物の外に出たとたん、カメラのレンズが曇りました。メガネも一瞬で真っ白になります…。
続いてはフラワードーム。けっこう広いですよ。
お昼からはツアーにふたたび戻り、チャイナタウンへ。
神様がいっぱい飾られているスリ・マリアマン寺院。ヒンドゥー教のお寺です。
こちらは仏教の寺院。なかはかなりの金ぴか。肌の露出が多い服はいけませんよ。
お昼を食べに郊外に向かいます。激しいスコールは毎日のこと。
ジモティーが使うお店まで、はるばるやってきました。
メインはチキンライス。揚げ豆腐も案外おいしかったり。
オーチャードまで戻ってきました。
ガイドさんが地下のフードコートなどを連れ回すのですが、むしろ自由時間をくれよ……。
自由時間に行こうと、フードコートやホーカーズの場所をチェックしていたのですが、 結局どこにも行けませんでした。
車で移動して、ラッフルズ・ホテルに来ました。中をちょっと散歩し、お土産物屋で自由時間となったところで、我々はダッシュで向かった先が…、
このロング・バー。ラッフルズ・ホテルにいるのに、なぜここに来ないのだ(怒)。
我々には自由時間が15分しかないのに、お客さんの行列ができていました。もうだめかも…とあきらめかけましたが、案外すいすい入っていきます。
案内してくれた店員さんに、れいが「時間がないので、シンガポール・スリングを4つ」と素早くオーダー。「今すぐに(immediatelly)!」という気迫に押されたのか…、
名物の豆を食べて待つこと数分で…、
シンガポール・スリングが運ばれてきました。そして同時に「お会計を!」とお願いすると、写真を撮る間もなく、半分ほど飲んでしまいました…。てへ。
1杯3千円のカクテルをほぼ一気飲みし、会計を済ませてあっという間にいなくなってしまった我々。店員さんは「日本人はせわしないなぁ」と思ったことでしょう。
シンガポール観光の最後はマーライオン。今日も元気に水を吹いておりました。写真では晴れていますが、最後の最後に雨に降られました。これまでずっと濡れずに済んだのに…。熱帯地方の国は、油断なりませんな。
チャンギ空港です。実は我々の作戦はもう一つ残っています。ビジネスラウンジを探せー!
この「dnata Lounge」がキャセイのビジネスラウンジのようです。
急げ急げー。
きれいなラウンジでした。ほとんど人がおらず、我々の独占状態でした。どうして急いでいたかというと、ここでシャワーを浴びて、冬用の服に着替えたのです。さすがに朝から歩いて汗をかいた服のまま日本に帰るのはいやですもんね。
最後のタイガービールを痛飲します。
ボーディングの時間が近くなってきたので、待合室に移動しました。
そしてここで最後のトラブルが発生したのです……。
この待合室は、入る前に手荷物検査があります。飛行機の出発が遅れてしまい、その間にれいの弟が、待合室の外にあるトイレに行ったのです。
トイレは待合室の外にありました。
中に戻るには再び手荷物検査を受けないといけないので、パスポートと航空券を持って行ったところまではよかったのですが、待合室に入ろうとチェックを受けたとき、彼が持っている航空券に書いてある名前が、パスポートの名前と一致しなかったのです。
実は、最初に待合室に入った後、窓際と通路側の席を4人のなかで入れ替えていたので、彼は名字も異なるまったく別人の航空券を持っている状態だったのでした。
そのために待合室に入れてもらえず、カウンターで留め置かれる状態に。そんな彼に、しんが「あんなところで何してるの?」と気付いたのが幸いでした。
れいが助けに行き、弟はカウンターのスタッフと一緒に戻ってきました。
スーツケースは壊れるわ、待合室には入れなくなって焦るわ、この旅で一番大変だったのはきっと彼でしたね…。
そういえば、彼は今年、大厄でした(後日、お祓いに行ったらしい…)。
その後飛行機は大幅に遅れて出発しましたが、香港でさらに乗り継がないといけないので、時間的にちょっと心配になってきました。
とはいえ、食べるものは食べるのです。
どうやら、乗り継ぎはなんとか間に合いそうです。
そして香港の空港に着きましたが…、
時間が迫っていて、ラウンジに入るどころではありませんでした。チャンギ空港で着替えておいてよかったです。
ただ、時間は午前1時。ターミナルを移動する電車も動いていませんでした。何の案内もないので、大勢のお客さんが間違ってホームまで来ていました。あとは歩く(走る?)しかない…。
ほとんどのお客さんは乗り終わっていましたが、なんとか間に合いました。ホントに最後の最後まで、ゆっくりさせてくれない旅だなぁ……。
ふぅ、と落ち着いてまたまたシャンパンで乾杯。日本までもうひとふんばりです。
出発して1時間後、午前3時前ですが、しっかりゴハンをいただきます。シメはカレーでした。
まもなく関西空港に着陸です。 未明とはいえ、きれいな大阪の夜景が見えました。
というわけで、4泊5日の旅行は終了です。
れいのお母さんと弟は、さらに伊丹空港に移動して飛行機を乗り継ぎ、無事に帰りました。
いろいろなトラブルに見舞われた旅でしたが、お疲れ様でした!