しん&れいです。
近いようでなかなか行けない和歌山県へ出かけてきました。地図で見ると、かなり大きい紀伊半島。今回はマイカーで回りますので、あまり無理をしないようにと、2泊3日の旅程にしました。
大阪市内を出発したのは午前9時前ごろ。さいわいなことに高速道路がすさみ南ICまで伸びたばかりだったので、すいすいドライブ。正午ごろに串本に到着しました。
なかなか駐車場が見つからず、駅前に車を停めまして…、
事前に調べていたお店「萬口」に行ってきました。駅前から歩いてすぐの通り沿いにあります。うちのナビはこの裏の通りを指していて、しばらく迷ってしまいました。
それにしても、なかなか迫力のある店構えです。我々の前に入っていくお客さんがいなければ、入っていけなかったかも…(失礼)。
しんはカツオ茶漬けの満足セットを、
れいは萬口定食にしました。
お茶漬けの食べ方は、おかみさんが教えてくれます。茶漬けもいいですが、卵をかけたマグロもおいしい。ごはん何杯でもいけますな…。
潮岬の灯台に着いたのは午後1時半でした。
「萬口」では雨に降られたのですが、潮岬まで来ると、いい天気になりました。でも、この日まともに晴れたのは、ここだけだったのでした…。
入場料を払って、灯台に登ります。海がきれいです。
山のほうを見ると、灰色の雲がかかっています。実はこのあと、大雨と波しぶきのなかをドライブする羽目になったのです…。
平日だったせいか、前日に台風が直撃したせいか、駐車場はガラガラでした。灯台までは歩いて数分です。近くに潮岬観光センターがあり、そちらは駐車場代が無料ですが、すこし歩きます。
さらに紀伊大島へ移動します。
駐車場で車を止めて、小雨のなかを少し歩きます。
1890年にこの近くで遭難したトルコの軍艦・エルトゥールル号の慰霊碑です。
今年は記念館がリニューアルし、さらに年末には映画が公開されるそうですよ。
それにしても、潮岬からここまで、車で約30分かかりました。島が思ったよりも広くて、時間がかかってしまいました。
さらに串本から、三重県の熊野まで移動します。ナビではここから約2時間半。ナビには那智から新宮の手前までのバイパスがなかったのですが、それ以外はほとんど海沿いの下道を走ることになります。さらにこの日は、台風は過ぎたのに大雨に見舞われ、海から岸壁には大きな波がどっかんざっぱん打ち寄せる状態。気が抜けないドライブになってしまいました…。
というわけで、なんとか本日のお宿である「里創人 熊野倶楽部」http://www.oyadonet.com/kumanoclub/ に到着しました。タイミングよく雨もあがってくれました。
それにしても、このホテルは場所がわかりにくかった…。まぁ、うちのナビに載っていなかったことも原因ですが。
駐車場に車を停め、送迎のバスでフロント棟に移動します。
まずはチェックインします。きれいですね
今回我々は、敷地の奥にある一戸建て?の部屋を予約していました。部屋までは送迎のバンで移動します。どうやら、このエリアには自分たちしか宿泊していなかった様子です…。周囲にはミカン畑が広がっていて、反対側には海も見えます。
お部屋はこのようにかなり広いし、新しいです。右手の手前にはダイニングテーブルとキッチンがあり、右手奥にはベッドルームがあります。
お部屋にはお風呂がついています♪ 大浴場は離れにあるので、ゲタをカラコロ鳴らしながら数分歩いていくか、車を呼んでもらわないといけません。
離れにあるお風呂に出かけます。ゲタをはいて、のんびり歩いていきましょう。ホテルの方がぽろっと口をすべらせて(?)いましたが、雨が降っていたら、ちょっと面倒なことになりそうですね。お風呂やゴハンのたびに、いちいち車を呼ばないといけませんから…。
虫の声がする中をのんびり歩いていると、田舎の祖父母の家に遊びに来たような気になります。
晩ごはんを食べるところも、歩いて向かいます。
本日の晩ごはんはこちら。
果物と野菜の前菜に、
旬の魚のお造り。
さつまいもと栗のスープに、
熊野地鶏の柚胡椒風味、
そして美熊野牛のステーキ。以前は松阪牛とされていたらしい。めちゃめちゃやわらかい!
熊野鯛と焼き茄子のピューレ、
キノコごはんに赤だしのみそ汁でした。カツオのカルパッチョもいただきました。デザートまで食べて、おなかいっぱいでした。
夜道をお部屋まで帰りながら、星空がきれいでした。天の川も見えましたよ!