しんです。
朝日新聞の2ページ見開きで、どーんとこんな写真が載ってました。
全国にがれきの受入を呼びかける環境省の広告です。なかなか被災地の外でがれき処理が進んでいません。
放射能の不安があるのはわかりますが、実際は環境放射線量と変わらないのを確認をしたうえで搬出することにしています。「それでも1ベクレルでもまかりならん!」という声を、そのがれきを毎日見ながら暮らしている被災者がどんな気持ちで受け止めているか……。
高く積まれたがれきの山のなかには、家具や衣類など、かつて生活で使われていたものが見えます。だれかの遺品だったりもするのでしょう。それをがれきと呼び、汚染物と敬遠されている。
被災者は、人生の一部をゴミ呼ばわりされているような気持ちになっているのではないか、と思ってしまいます。