しんとれいのワインな日々

健康に気をつけつつ、飲んだくれてます

地下鉄でらくらく、台北散策…台湾旅行(2日目)

しん&れいです。


台湾旅行は2日目です。
昨晩、赤ワインを1本開けてしまい、ちょっと夜更かしをしてしまったので、今朝は少しだけゆっくり目に起床。ホテルで朝ご飯を食べたあと、9時すぎに出発しました。
目指すは故宮博物院です。
もよりの隻連駅(正確な漢字が出てこない…)の自販機でプリペイドの「悠遊カード」を購入。

500台湾ドル(デポジット込み)也。これで地下鉄もバスも、わざわざ小銭を出す必要はないはず。淡水線で圓山駅まで行き、そこから博物院行きのバスに乗りました。バス停はちょっと離れてますが、すぐに見つかり、バスもまもなくやってきました。路線も本数もたくさんあるようですね。


10分ほどで山の中にどどーんと宮殿が出てきました。2人で「あの建物はなんだろねー」と話していたら、それが故宮博物院でした。思いの外バスが早かったもので、とんちんかんな会話でした……。

内部は写真撮影がNGなのが残念ですが、秦漢の時代から清朝まで、青銅器、鉄器、陶磁器、水墨画、書などなど技を極めた芸術品がてんこもりです。碧玉を彫って作った白菜&キリギリスとか、豚の角煮の石とかが有名のようで、「これがあるんです!」となかなか言いにくいのが残念です。けっきょく一通り見終わるのに2時間半ぐらいかかってしまい、足が棒のようになってしまいました。


続いては忠烈祠。ここは衛兵の交代が目玉です。

各正時にあると聞いていて、次はほぼ1時間後の14時になるなぁと思いながらも、流しのタクシーを拾って10分ほどで到着。140台湾ドル也。

着いてみると、ちょうど交代式をやっているところでした。もう終わりの方だったようでしたが、とりあえず見ることができてラッキー。


さらに市中心部に戻ります。

忠烈祠の近くからバスで圓山駅に行き、


電車で台北駅の近くで四川料理を食べようと思っていたのですが、ねらっていた「小魏川菜館」はすでにランチタイム終了。しかたなく、すぐ近くのシーザーパークホテルの隣にあるちょっとした百貨店に入り、5Fの飲茶のお店に入りました。エビチャーハンや海鮮シューマイ、雲呑麺などでお昼にしました。約400台湾ドル也。店員さんは日本語がわかりませんでしたが、指さしとカタコト英語でなんとかなるもんです。


次は中正紀念堂へ。最寄りの中正紀念堂駅は、台北駅から次の次の駅。すっかり地下鉄なれっこです。地上にあがると、国家戯劇院と国家音楽庁のでっかい建物がどどーんとあり、その先に白亜の中正紀念堂がどどどーんとそびえています。

これはでかい。このなかには蒋介石の巨大な像が納められています。


神妙な顔をして見学している人の姿もいて、イスタンブールのアタチュルク霊廟みたいに、観光スポットではあるけども国民にとっては神聖なところなんだろうなと思いました。


建物の裏に回っててくてく歩いて10分ほど。

有名な鼎泰豊にも足を伸ばしてきました。とっても有名な点心のお店です。


日本語メニューもあるし、店員さんも日本語でOK。小籠包(普通のものとカニ味噌)と肉まんを頼んでみましたが、ほどよく熱々でさすがにおいしかったです。周りも現地の人ばかりのようで、人気があるお店なんですね。


さらにさらに、永康街の通りを南へ進み、永康15というお店でかき氷も食べてきました。

残念ながらマンゴーは季節はずれでありませんでしたが、イチゴ入りのかき氷のマンゴーシャーベット乗せで、すっきりお口直しできました。


とりあえず本日最後のお目当ては、龍山寺永康街からは少し距離があるので、流しのタクシーを拾いました。ドライバーのおじちゃんは、車の多い大通りも建物の隙間の狭い通りもびゅんびゅん飛ばし始めたのですが、おもむろにモノを食べ始め、水筒で水を飲み出し、さらにこれはサービスのつもりなんでしょうが、ナビのモニター画面を付けたかと思ったら千昌夫が流れ出し、運ちゃんがカタコトの日本語で「還暦祝い歌」を歌い出したのです。しかもどこから出てきたのか、右手にはマイクが握られていて……。

「るるぶ」に、運転手は日本の演歌が好きなんだと書いてありましたが、いやはや本当でした。
龍山寺までは、10分ほどで145台湾ドル。なんとなくどっと疲れが出てきました。


龍山寺は、入り口の門にネオンサイン流れるポップな雰囲気のあるお寺でした。

なかに入ってみると、長いお線香の束を持ったたくさんの台湾の人たちが真剣にお祈りを捧げていました。仏教、道教のたくさんの神様がいるらしく、仏像もあれば関羽も祭られていました。派手派手なお寺は見ていて楽しいですね。お寺の近くは出店も出て、夜市状態。B級というよりC級グルメがいっぱいでした。


さすがにおなかがパンパンになってしまいましたので、ワインを赤白2本買ってきて(白は微発泡でしたが…)、夜はホテルでゆっくり、3日目に備えて英気を養うことにしました。