しんとれいのワインな日々

健康に気をつけつつ、飲んだくれてます

メリークリスマス!

shinrei45052007-12-24

福岡での初めてのクリスマスイヴ。二人でディナーへ出かけてきました。選んだのは、警固のフレンチ「シェ・モリタ」。日本ソムリエ協会の九州支部長の森田さんのお店ということで、どんなワインが出てくるか、わくわくしながらお出かけしました。
ひとまずコースで予約をしていましたが、ワインはグラスで、それぞれ選んでもらいました。


まずはシャンパン、シャルル・プジョワーズで乾杯。辛さもきつくなくて、あっさりめないい感じ。おいしい。

フォアグラのパイ包み焼きにあわせた2杯目は、意外にもシャブリ。思わずれいも「シャブリ?」と声が出てしまいました。これは、シャブリジェンヌ。コーポラティブ(共同組合)のワインです。詳しいことは知らないけど。シャブリのミネラル感や特徴のある樽(たる)香は抑え気味の一方、甘みがあって、フォアグラにもソースにもばっちりでした。思わずくいくい飲んでしまいました。

コンソメスープの次の皿はオマール海老のアメリケーヌソース。これもシャブリジェンヌだったのでしょうが、ついつい全部飲みきってしまったので、森田さんにセレクトしてもらいました。メーンはこれからなので、軽い赤をお願いしたところ、出てきたのがフィサン。やわらかめな小梅の味が心地よい一方で、海老を食べた後に飲んでみたら、生臭さを流してくれるとともに、フィサンにある鉛筆のような金属の味がきれいに消えてくれて、これまた相性ばっちりなんだと感心しきり。

最後は和牛フィレステーキとシャンピニオン。濃い味に出てきたのはやっぱりボルドーでしたが、ワインはAOCオーメドックのシャトー・ド・カンダル(Chateau de Candale)。エチケットを見て、決して高いワインではないなと思いましたが、このカベルネがぜんぜんメーンに負けていない。、ちょっとでも「大丈夫かな?」などと思ってしまった自分が申し訳ありません。

デザートワインもお願いしてしまい、ベーレンアウスレーゼが登場。フクセルレーベという聞いたことがないブドウ品種でしたが、森田さんのお気に入りだそうで、半分酔っ払っていた我々もおいしくいただきました。


とにかく大満足のディナーでした。リピーターになりそうなお店はなかなかないのですが、ここはまた行こうと思うお店でした。
うちから近いし。