しん&れいです。
オーストラリア旅行は4日目。昨日に引き続き、早起きです。
朝の午前5時半です。
サンライズツアーの展望台へ。今日もミロで体を暖めます。
ウルルの上に月がありました。
今日もまもなく夜が明けます。
赤茶けたウルルの岩肌が、朝日を受けてその色を増していきます。昨日も見たばかりなのに、目を奪われます。
ウルルは強風のために登山が許可されませんでした。うーむ。
ツアーはクニヤ・ウォークに出かけましたが、我々はバスで待機。みんなが帰ってくるまでにバスの周りをぶらぶらしていたら、草むらでなんと50ドル札を拾いました。
ネコババしようかとも思いましたが、さすがにここは聖地。目と鼻の先におわします神様の目はしっかり行き届いているはずと、バスの運転手さんに「お金が落ちてたよ」と渡しておきました。どこかいいところに寄付してくれればいいんですけどね。
午前9時20分ごろ、ふたたび登山口に戻ってきましたが…、
やはり強風で閉まっています。今日もダメなのかと思っていたら…
白人の男性が柵を乗り越え、ずんずん登っていってしまいました。いくら遠くから来ているといっても、さすがにこういうことはしたくありません(ちなみにこの男性、下山してから国立公園の職員につかまり、いくらか罰金を支払うことになったようです)。
ツアーのみなさんはマラ・ウォークに出かけましたが、いつ登山口が開くかわからないので、我々はそのまま登山口の前で待機することにしました。
そうこうしていた午前10時前、レンジャーみたいな人が現れて、てっきり柵を乗り越えた人をつかまえに来たのかと思っていたら……、
登山口の柵が開いたーーーー!!
同じように待っていた人たちも大喜び!
気が変わって再び閉まる前に、柵のなかに入ります。こうなったらこっちのもんじゃい。
しかし、集合時間まで45分しかありません。ウルルの山頂まで上がって帰ってくるまで2時間かかるといいます。とりあえずは、登山用のチェーンが切れるところまで、行くことにします。
わっせわっせと登り始めます。
以前登ったれいが、途中で断念したという岩場。そこから先のチェーンまでは「度胸試しの坂」と言われていて、確かにつるつるすべりそうな岩場を登るのはちょっと大変です。ただ、そこをクリアしたからと言っても、その先にはもっと恐ろしいところがあります…。
かなり急勾配な斜面を登ってきました。時間がなくて一気に来たため、息が上がってしまいました。あまり怖くはなさそうな斜面ですが、両サイドが崖だし、岩肌は滑りそうだし、高いところが苦手な人は動けなくなってしまいそうです。
おちたら死ぬな…。
ぜいぜい息を切らせながら、チェーンがなくなる踊り場まで、20分かけて上がってきました。最初にペースを上げすぎました。
ここから見晴るかす空と大地は絶景です。
向こうにカタ・ジュタも見えます。
ばんざーい、登頂でーす(登頂じゃないけど)。
降りてきたのは、集合時間ギリギリでした。
ホテルに戻り、ショッピングセンターでお昼ごはんです。
フェタチーズとほうれん草のパイと、ベジタブルパニーニを注文。集合時間も迫っているなか、料理がなかなか出てこなくて、ちょっとひやひやしました。
ジェットスターのチェックインには、長い行列ができていました。シドニーの空港のように荷物の重さを計る体重計がなかったので、よその航空会社のチェックインカウンターにこそっと乗せて…。
手荷物検査を抜けて待合室へ。 お土産屋さんやサンドイッチ屋(?)さんもありましたが、すぐに搭乗が始まりました。
なごりのウルルが見えました。
カタ・ジュタも見えました。
シドニーの中心部を見ながら、空港に着陸。初めて見る有名な観光地が、なにげに見えてしまうことが多いな…。
シドニーに到着。もう日暮れなので、早くホテルに入りたいと思っていたら、到着したのは我々だけというラッキーなことに。
さすがに広くて、清潔感があって、快適そうな。ホテルライフが楽しみですね!
ホテルから坂を下りれば、サーキュラー・キーもすぐそばです。
幸運なことに、ワインを売っているところもすぐに見つかりました。高架のサーキュラー・キー駅のすぐ下にあります。
オーストラリアでごはんといえば、やはりお肉でしょう。オージー・ビーフを食べたくて、ロック地区にある「フィリップス・フット」に来ました。
Phillips Foote Restaurant- The Rocks, Sydney, Australia
バーを抜けて、奥の店内へ…。ちょっとわかりにくいです。
どどーんとでかいお肉を購入し、自分でお好みに焼くシステムです。価格は40ドル前後。英語がわからなくても、どのお肉を食べたいか、指さしで注文すれば問題ありません。
オーストラリアの肉は固い印象がありましたが、現地で食べてみると、決してそんなことはありませんでした。お店では肉のほか、野菜などは自由に取って食べることができます。
お酒は店の入り口にあったバーで注文してください。我々はビールと赤ワインをボトルで。
おなかいっぱいになったところで、歩きながらホテルに帰ります。ライトアップされたオペラハウスがきれいです。
サーキュラー・キーのビル群もきれいです。
ホテルに帰って、泡をいただきました。
ここしばらく、我々としては相当な早起きをしてきましたが、明日だけは比較的ゆっくり起きることにします。